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ブックマーク / www.axis-cafe.net (30)

  • 自動販売機 - おおやにき

    ところで私は留学生教育において「日に自動販売機が多いのはなぜか」という問題をよく使う。テーマとの関係で想定している回答は「治安が良いから」というものであり、別回答として「労働者の賃金が高いから」というものもあるのだが、第三の回答の可能性について体験してきたのでそのことについて書く。 上はロンドン大学の某建物に設置されている飲み物の自動販売機で、商品を選ぶとアルミのパックに自動的に内容が充填されて出てくるという仕組になっている。できあがりは下写真のようになり、飲み終わればくるくると丸めて捨てられるようになって便利である。どの商品が売り切れなのかわかりにくいとか、「返却」ボタンが機能しないので一旦コインを入れたが最後何か買わないといけなくなるとか(それで写真にあるような甘々のフルーツジュースを飲む破目に陥ったのだが)、いちいちボトルに充填するので結構な時間がかかるとか、最後にそれなりの高さか

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    karpa 2012/03/09
  • ダメのひと - おおやにき

    まあおおむねダメのひとというのには二種類おり、昔は良かったのだが途中でダメになってしまった人と、最初からダメだった人である。後者の亜種として期待したほどは伸びなかった人というのがおり、これは別に検討する必要がある。 このうち後者については採用なり何なりの時点でダメさ加減というのが観測可能だったわけであるから、にもかかわらず認めてしまった当事者の責任は免れない。しばらく前から話題になっていた東大工学部助教の学位取り消し問題などはこの伝であって、人があると主張している業績が当に存在するのかとか経歴を証明する書類が真正なものかとか関係者がきちんと確認していれば防げたはずの問題ではある。そうできなかったことの責任はあると追及されても、まあやむを得まい。 ただしまあそのこういうのも後知恵ではあって、普通はそんなことしないよねえとかばれたら困るはずだよねえとか油断している隙を突くのがうまいのもこう

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    karpa 2010/03/18
  • 政治的行為 - おおやにき

    えらいことご無沙汰でした。別に何があったというわけではなく、累積原稿債務の整理を優先していただけなのですが、この間も行政負担がいっこうに減らない(というか入口がさらに増えた)こともあっていっこうに芳しくなく、じゃあどっちにしろ同じじゃねえかと思ったこともあってまた出てきました。というかこういうのもちょっと間が空くとおっくうでいけませんな。この間に公開された仕事などについては、追って補完します。さて。 陸上自衛隊の連隊長さんが「同盟関係は『信頼してくれ』などという言葉で維持されるものではない」云々と会合で挨拶したことに対して北沢防衛相が「外交における政府の意思決定をないがしろにする行為」とご立腹だという件(「陸自連隊長発言「首相を揶揄、許し難い」 北沢防衛相」asahi.com)。こういうのは、いつも書いていることだが、法的な次元と政治的な問題に分けて考えるのがよろしい。 まず法的な次元の問

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    karpa 2010/02/14
    > 税務署の中の人が「間違いが露見したらあとから修正申告すればいいやという態度ではなくて、贈与を受けたらきちんと確定申告してください」と言ったら総理大臣に対する揶揄になりかねない現状
  • on integrity - おおやにき

    というわけで前のエントリに対するbewaadさんからのコメントを受けて若干。要は「官僚にとってintegrityとは何か」という問題だと思うのだが、ここでは二つのレベルにわけて検討する必要があろう。第一は、integrityが尊重されるべき価値であるとした場合に官僚はそれを満たし得るのかという問題、第二はそもそもintegrityは尊重されるべきなのかという問題である。 まず第一点は、民主政においてごく当然であると考えられる以下の三条件が満たされる場合に、官僚がintegrityを持つことができるのか、という問題。 異なった政策パッケージを有する党派(連合)が複数存在し、その間での政権交代がある。 政策を決定するのは議会であり、官僚を含む行政府はそれを執行する。 個々の官僚には、特定の政策パッケージに対するコミットメントがある。 別の言い方をすれば自分が反対している政策パッケージを掲げる党

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    karpa 2009/12/30
    > ちなみに,アメリカ人に日本の制度をうんぬん言われたときに僕が言い返すのは,「なんでお前ら軍隊組織の上のほう(例えば大佐以上)を政治任用にしないんだ」ってやつですね.
  • ぼくもわたしもリバタリアン - おおやにき

    大屋雄裕「リバタリアニズムにおける『自由』?」(森村進(編)『リバタリアニズム読』(勁草書房 2005)合評会コメント) 東京法哲学研究会。というわけで、コメンテータ3人のうちの1人として報告してまいりました。この自体については3者の見方がほぼ一致していて、良いである。那須さん(摂南大学)の表現を借りれば「2冊目に読むとして」、ということになるでしょう。リバタリアニズムの広がりや内部の意見の差異を感じ取るには良いけど、これだけだと中心的主張は見えないかもしれない(私見)。1冊目としては例えば森村進『自由はどこまで可能か:リバタリアニズム入門』(講談社現代新書 2001)なんかがいいんじゃないかと、このあたりも概ねコンセンサスなんじゃないかな。 さて、では私がどういうコメントをしたかというと概ね3点(以下、当事者である私の主観が混入している可能性についてはご留意いただきたい)。 でも

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    karpa 2009/12/29
  • 法律とその運用 - おおやにき

    なお私自身は自動二輪の免許取ったら自転車が怖くて乗りたくなくなったのでこの問題について利害関係も関心もあまりない(挨拶)。いやまあ怖かったのは電動アシスト付きのママチャリなので格的な自転車は違うんだというご意見もあるだろうが、ミラーもなければ(あってもよく見えない)制動力も弱いしやだよあんな乗り物。なにかと言うと自転車の歩道通行をめぐる道交法改正の問題である。 とはいえ深入りする関心も時間もないのだが、JSF氏が取り上げていたのに対してbewaad氏がコメントしており、しかしなんかこれは良心的すぎて電波な人に通じないわかりにくい点があるのではないかと思ったので勝手にちょっと補足しようと思う。 法哲学的な問題なんかはすべてすっとばして一般的な話として言うと、ある法律(国会において制定される形式上の「法律」だけでなく政令・規則等を含む、以下同じ)が社会にどのような効果を持つかは、次の三つのレ

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    karpa 2009/12/25
  • 漢方薬と事業仕分け(補足) - おおやにき

    少し前に書いたことについて、周辺の議論を見ていて多少補足した方がいいだろうと思ったことが三点ほどあるので、書く。いずれも私自身としては賛成半分反対半分といった気分なので難しいところであり、ただこの「難しい」という気分を理解してもらいたいと思うところはある。 第一点は、混合診療の是非について。すでに書いた通り、漢方薬を保険適用から外した場合の問題点というのは現在の混合診療禁止原則に依存しているので、そこを外せば少なくともこの問題は解決される。その方向を考えよう、というのは一つの方向性であるだろう。 他方、この点に危惧を覚える人がいることもよくわかるわけであって、この問題を起点に混合診療の範囲がなし崩しに拡大され、先進的・先端的=おおむね金のかかる医療が保険適用から外されてしまうのではないか、貧乏人は最善の治療を受けられなくなってしまうのではないかということがあろう。ただこの点、もちろんそうな

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    karpa 2009/12/05
  • 人権の衝突 - おおやにき

    なにやら沖縄返還の際に密約は存在したと外務省の元局長の人が証言したそうで(「沖縄密約「文書に署名した」 元外務省局長、法廷で証言」asahi.com)、テレビが西山太吉氏をえらいことフィーチャーしていたのだが密約の有無にかかわらず西山氏は「当初から秘密文書を入手するための手段として利用する意図で女性の公務員と肉体関係を持」つというジャーナリズム倫理上最低最悪に近いことをした人物であって(最高裁判決)、いや「密約が存在したんじゃないか」という当時の判断とか「こいつを落とせば情報が手に入るんじゃないか」という嗅覚については正しかったものとして評価することができるだろうけれども表に出して表現の自由だの語らせていい人間じゃねえだろう。もうみんな忘れたと思ってんのかな。それとも人もマスコミの人も気で覚えてないんだったりして。 話は変わるが、前にも書いたビラまき裁判については、最高裁でも控訴審判決

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    karpa 2009/12/04
  • 漢方薬と事業仕分け - おおやにき

    例の「事業仕分け」で漢方薬が保険適用から除外される方針になったという話が出て(「医療用漢方薬が保険適用外 価格が3倍以上治療に支障?」J-CASTニュース)、日東洋医学会を中心に4万人の反対署名提出とか、騒ぎになっているようである(「漢方薬保険外に4万人以上の反対署名 厚労省に提出へ」MSN産経ニュース)。なんかしかし横から見ていて議論が的を外しているような気がするので、少し書く。ただし、 当にそういう方針になったかどうかについては知らない。あくまで、「当にそうだったとしたら問題は何か」の話をする。 漢方薬が効くとか効かないとか証拠がどうのとかは知らない。お医者さんでもないのでそのあたりはよくわからない(個人的にはほとんど西洋医学にしか頼らない)。あくまで、私が少しはわかる医療システムの話をする。 さて。 まず問題範囲の限定。これは公的医療保険に関する議論なので、この結果がどうなろう

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    karpa 2009/11/30
  • 草原へ(3・完) - おおやにき

    まず客観的なことから言えば、彼はモンゴル独立を実現した革命家の一人であり、モンゴル人民党の結成期からの中心人物であった。革命中から軍の指導者でもあり、1937年には全軍総司令官に就任している。一方、政治指導者としても国家小会議議長、人民委員会主席、内相などとしてキャリアを進め、1939年から52年に死去するまで首相兼外相を務めた。この間にモンゴルの近代化は(たとえばキリル文字の導入による識字率向上などを含めて)大きく進み、またノモンハン事件・第二次世界大戦への参戦と勝利を通じてモンゴルの独立と国際的承認への基礎が築かれたというのも事実であり、この面を高く評価する論者も多い。他方、彼とともに革命を担った政治家たち----ダンバドルジ、ゲンデン、アマルといった人々、さらにそれに伴って3万人ともそれ以上とも言われる国民が粛清されていったなかでただ一人生き残り、長期の独裁的政権を運営していたことも

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    karpa 2009/11/25
    田中克彦(2009)について > まああとあれだ、70歳過ぎたらもう何書いてもいいんじゃねえかと思わなくもないしな。
  • 淘汰 - おおやにき

    なんか家を出たら近所の工事現場が池みたいになってるんだけど大丈夫なのかあれは(挨拶)。まあ調整池の埋め込み工事なので必要性がよくわかりましたという意味では良かったのかもしれないけど。 さて民主党の小沢幹事長が「キリスト教もイスラム教も排他的だ」という趣旨の発言をしたという件(「「キリスト教は排他的」民主・小沢氏、仏教会会長に」Yomiuri Online)。いやもうあかんやろ完全に。 森喜朗・元総理の「神の国」発言というのも思い起こされるわけであるが、あれは第一に「日の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞ」とは言っているが別にアウグスティヌス的な「神の国」De Civitate Deiではないと言っているわけではないので、キリスト教関係者に招かれたら「日はキリスト教における神の国も目指します」と言って言えないことはない。もちろんそれで言われた側が納得するかと聞かれれば難しいので

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    karpa 2009/11/24
    > 「福島瑞穂が?」……そもそも少数野党という支持してもなんの利益もなさそうな地位で組織を維持し続けるというのは結構な腕前ですよ?
  • 現代と中世の借金(1) - おおやにき

    というわけで、以前に予告した歴史関係のをめぐる問題である(だいぶ遅くなった)。私が読んで愕然としたのは、井原今朝男『中世の借金事情』歴史文化ライブラリー、吉川弘文館、2009.1 であった。最初にはっきり書いておくが、これは買ったり読んだりする価値のまったくないである。それはもっとも問題が濃縮されている序文だけでなくほぼ全体についてそうで、あえて言うとメディアリテラシーの教材としては意味があるかもしれんと、そういう代物であった。そこまで明確に批判する理由は、第一に現代の法制度に関する理解が(日・外国問わず)誤っていること、第二に(現代だけでなく)一般的に土地やそれに対する所有権という制度が何を意味しているのかが理解できていないこと、第三に、従って(私自身はそれを判断する能力を持たないが、おそらく歴史史料・文書類の読解は正確であろうにもかかわらず)基礎となっている文書類やその背景にある

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    karpa 2009/10/03
  • 法哲学会レポート(1) - おおやにき

    たまたま入ったハンバーガー屋で停電に遭遇(2回)。新年早々これか……orz というか漏電か電力容量超過でブレーカーが飛んでんだから戻すだけじゃ直らねえってば>店員。さて、新春吉例で昨年11月に広島大学で開かれた日法哲学会学術大会のレポートを(って来年も2ヶ月遅らせるつもりか……)。テーマは「リバタリアニズムと法理論」でした。 ざっと根的な問題をまとめてしまうと、リバタリアニズムとは何かという規準が明確にならないまま議論を進めているところだと思う。まず「リバタリアニズム」(自由至上主義)と言っても、国家が領域内の独占を実現していなかったり、独立人の存在を許容してしまう(従って領域内の全員に対する保護を提供していない)ような段階では多くの不都合が生じるということには、anarcho capitalismのような極端な論者を除けば同意している。従ってノージックの言う「最小国家」minimal

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    karpa 2009/09/22
  • シノドスフェア - おおやにき

    ええとなんか以前の記事で書いたのとは別のシノドスフェアが池袋のジュンク堂書店で開催されていて、「現代社会を読み解く「知」」と題されているそちらの方が大がかりなものだったようです。忙しいなシノドス。ご指摘ありがとうございました。>関係筋 で、そちらにはSynodos blogでも紹介されている通り「12人の論者たちが、それぞれの分野でいま読むべき10冊のを推薦する」という企画があって、まあ私も微力ながらお手伝いしたわけです。「ブックリスト法学編」ということで公開されておりますので、ご参照ください。 ついでなのでちょっと解題をしておくと(リスト出すときに書いとけばよかったですな、申し訳ありません)...... 第一に直近の話題である裁判員制度に関連して、しかし以前にも書いた通り来もっとも根的なのは制度の目的自体をどう評価するかということ、言い換えれば「人を裁く」ということの意味を考えるこ

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    karpa 2009/09/08
  • 政治的中立性(2・完) - おおやにき

    第一は、しかし立法論として高級官僚を(何らかの基準により)下級公務員と区別し、政治的行為の制限について両者の基準を変えることは十分考え得るだろうということである。いま白いか黒いかという問いであれば、上記のような通説的見解に立っても、私のように弱者の政治的主張可能性を守るためにこそ「政治的目的」は厳格に解されるべきという立場に立てばなおさら、「白」と言わざるを得ないことになる。しかし、たとえば政治的行為禁止の目的を「中立性の維持」「中立性に対する国民の信頼の維持」と置いてみたとして、そのために課すべき制限が事務次官から用務員のおっさんまで同一かと問われれば、違うかもしれんとは思うわけである。 ただしこの場合の問題点は、どうやって「高級官僚」を定義するかという点に、一応ある。というのは戦前のように高等官・判任官(あるいはさらに雇員・傭人などその外部にいる存在)が身分的に截然と区分され、見習いで

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    karpa 2009/06/24
    管がだめなひとなんだなあといふのはさいきん気づいた
  • 科研費研究会報告 - おおやにき

    師匠が代表者であるところの科研費プロジェクトの研究会で報告してきました。「開発法学の誕生と変容」というタイトルで、1960年代の「法と開発」運動Law and Development movementから現在の法整備支援に至る展開を扱ったのですが、まあ私はこの分野に関してはほぼ完全に実務家であって理論的関心からコミットしてきたわけではないので、歴史面について他の人の参考になる程度にサーベイするのと、現状について知っていることはお話しするという程度の内容でありました。 ただいくつか自分の経験を含めて指摘したことがあって、一つは梶ピエールさんや47thさんが紹介しておられるイースタリーとサックスの論争に関連付けて喋ったことではあるのだけれど、途上国内部と援助機関におけるインセンティブ構造について無視するわけにはいかないということ。国家内部における再分配の場合、福祉を受けるか自立を目指すかの選択

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    karpa 2009/06/19
    > 「失敗した国家」のメルクマール(軍人、警官、そして教師に十分な給料を払わない国)……の自分用バージョンを持っていて、それは「留学生の帰らない国はダメだ」というものである
  • 新書2冊 - おおやにき

    モンゴルからの帰りに読んだ新書2冊。期せずして歴史関係ですが。 長山靖生『日露戦争: もうひとつの「物語」』新潮新書、新潮社2004。 小田中直樹『歴史学ってなんだ?』PHP新書、PHP研究所2004。 長山。日露戦争前後の新聞報道や架空戦記を通じて、事実の「語られ方」、つまりものごとが人々のあいだでどのように語られ・受容されていったかを探っている。その語られ方が「物語」で、つまり著者は人々が受容していく過程で情報がどのように変容していくかに関心があるわけですな。その意味では『偽史冒険世界』の延長にある作品ではないかと。事実や作品の掘り起こしについては安心して興味深く読めます。 日露戦争と太平洋戦争というのはしばしば対比させて論じられるわけですが(日露では捕虜を丁寧に処遇した日が何故二次大戦では虐待してしまったのか、とかそういう文脈で)、もちろん架空戦記の変貌などを通じてはそういう側面も

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    karpa 2009/03/20
    > 小田中。……意欲作なのではあるのですが、う〜んちょっと科学哲学の観点からはナイーブすぎる議論かと思います。
  • なぜ旧陸軍刑法には銃殺刑しかないのか - おおやにき

    時候の挨拶なんかどうでもいいから論文を書きなさい(苦笑)。さて前エントリで書き付けた疑問に対する解答例。しかし以下に述べる二点でこの解答の信頼性は疑問であると思料。 「どんな環境でも執行可能な刑罰だから。絞首刑を行うにはそれなりの設備が必要だが、銃のない部隊というのはまずない」(from 鰤端末鉄野菜、ただしBrittyさんの解答ではない。) 「(……)『連隊長には、死刑執行の命令権がない』? 適当なことを言うな。」仁多軍曹は、死刑に関する『陸軍刑法』の規定にはうろ覚えがあるらしかったが、死刑に関する『陸軍軍法会議法』の規定にはまるで覚えがないらしかった、「そんな法律が、どこにあるか。」 「『死刑の執行は陸軍大臣の命令による。』という明文が、『陸軍軍法会議法』第五百二条に存在します。」私のこんな知識は、『陸軍刑法原論』一読の賜物である。「連隊長は、死刑の執行を命令することは出来ません。」(

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    karpa 2009/03/20
    申21.22–23
  • やっちゃった。 - おおやにき

    いやMSN産経ニュースで名古屋市長選関係のニュース(【名古屋あのね話】元経産エリート官僚が市長選に出馬表明)を読んでいたわけですが、自公両党が推薦する見込みの候補者について、「若くして山形県警部長に抜擢(ばってき)され、米スタンフォード大に留学。」と書いてある。ご人のウェブサイトのプロフィール欄でも確認しましたが、これは「山形県警警務部長」の間違いです。念のために魚拓。 これはわりとあり得ないレベルの間違いで、「部長」というのはその都道府県の警察機構のトップです。東京都で言えば警視総監という、警察機構全体のナンバー2に相当する(ややこしいので公安委員は抜きで)。もちろん各都道府県の規模によって重みも違うし、東京都・北海道以外の場合は各県警の上に管区警察局があるので役割もその分限定されてくるわけだが、それでも警察官僚のキャリアパスで言うと後寄りで出てくるポストになる。山形の場合、部長

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    karpa 2009/02/25
    自公推薦の名古屋市長選候補の夜郎自大を見抜けなかったうへ経歴を誤記までしてるはなし
  • よく喋る - おおやにき

    というわけでまた喋った記録が出ました。大屋雄裕・北田暁大・堀内進之介「〈鼎談〉幸福とパターナリズム:自由、責任、アーキテクチャ」『談』no. 83(特集・パターナリズムと公共性)、たばこ総合研究センター、2009、pp. 59-83。え〜「地方小出版流通センター扱い」だそうですので一般の書店では取り寄せになるかと思います。名古屋だとパルコブックセンターやちくさ正文堂、東京ならジュンク堂の新宿・池袋、新宿の紀伊国屋や八重洲ブックセンターには置かれているそうですので直接ご覧になりたい方はどうぞ。取扱店などの情報も含めて掲載誌の情報はこちら。ちょっと宣伝のために引用してみる(私の発言)。 監視と配慮の行き届いたホテルに住みたいという気持ちはわかるけれども、他方、そういうホテルを運営したがるやつがいるだろうかということをそろそろ真剣に考えた方がいい。(......)支配への欲望があるから放っておく

    karpa
    karpa 2009/02/18
    > 簡単に言うと、配慮への欲望を捨てることです。 / 校正畏るべし