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ブックマーク / hige33.hatenablog.com (21)

  • 『アメイジング・スパイダーマン2』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    親愛ならざる隣人 2012年にリブートされたスパイダーマンシリーズの2作目。監督は引き続きマーク・ウェブで、主演コンビも続投。新キャストとして、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、ポール・ジアマッティらが参加。前作に続き、日国に先行して公開されることとなった。 高校卒業を迎えたピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)はグウェン・ステイシー(エマ・ストーン)と交際しつつ、スパイダーマンとして街を守るという生活を送っていた。ある日、いつものようにヒーロー活動を行っていたピーターは、マックス(ジェイミー・フォックス)というオズコープ社で働く電気技師を助ける。誰にも顧みられなかったマックスはその日からスパイダーマンを親友と思い込むようになってしまうが、不幸な事故で彼は電気人間・エレクトロへと変貌してしまう。また、時を同じくしてピーターの旧友、ハリー・オズボーン(デイン・デハー

    『アメイジング・スパイダーマン2』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
  • 最近見た旧作の感想その15 - リンゴ爆弾でさようなら

    『緋色の街/スカーレット・ストリート』(1945) フリッツ・ラング監督によるフィルム・ノワール作品。長年銀行の出納係を務めてきたクリストファー・クロス(エドワード・G・ロビンソン)は、あるキティ(ジョーン・ベネット)という美女が、ジョニー(ダン・デュリエ)というヒモに殴られているところを助ける。不幸な結婚に疲れていたクロスは美女に惹かれるが、彼女はヒモと組んでクロスを騙そうとしていた。 非常にいやーな映画である。日常の中でひょいと顔をのぞかせた欲望に足をかけたが最後、墜落の階段を転げ落ちていきどうしようもない状況に追い込まれるという悪夢のようなお話。登場人物は誰もが大なり小なりの欲望を抱き、しょうもない見栄を張ったりするという、まさしく人間らしい醜さを持った存在だ。エドワード・G・ロビンソン演じるクロスは、真面目さばかりが取り柄の冴えない中年で、文句ばかり言うに反抗することもできない、

    最近見た旧作の感想その15 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2014/02/08
    確かに傑作。後半の展開はホントにすごかった。
  • 最近見た旧作の感想その8 - リンゴ爆弾でさようなら

    『座頭市 あばれ火祭り』(1970) 全部で26作ある座頭市シリーズだが、とりあえず三隅研次の監督した座頭市(『座頭市物語』『血笑旅』『地獄旅』『血煙り街道』『喧嘩太鼓』『あばれ火祭り』)はこれで見終わった。なぜシリーズの中でも三隅監督作なのかというと、それはもちろん、好きだからである。 初めて『座頭市物語』を見たとき、作品は確かに傑作だと思ったが、監督までは気にしていなかった。勝新太郎の作品、としか見ていなかったのだ。しかし、最近になって剣三部作を見て三隅監督が大好きになってしまったので(特に『斬る』は超絶大傑作だった)、とりあえず座頭市を制覇しようと思ったのである。 この『あばれ火祭り』で一番面白いのは銭湯で斬り合うシーン。突然の襲撃に全裸のままで派手に動き回る市(勝新)だが、股間だけは死守されるというユーモア。他にも、仕込み杖を引いて市を誘導する女を刺客が追うというシーンがあるが、そ

    最近見た旧作の感想その8 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2013/08/28
    「座頭市あばれ火祭り」おもしろそう。
  • 『ザ・マスター』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    この映画、何に見える? ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作です。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』以来なので5年ぶりの新作という事になります。主演はホアキン・フェニックス。第69回ヴェネツィア国際映画祭において監督賞・主演男優賞(ホアキン・フェニックスとフィリップ・シーモア・ホフマンの2人)を受賞。アカデミー賞では主演男優賞・助演男優賞・助演女優賞にノミネート。 第2次世界大戦終結後。海軍に所属していたが、アルコール依存症に陥りまともに職にありつけなくなっていたフレディ・クエル(ホアキン・フェニックス)。ある日、酩酊した彼は婚姻パーティーの準備をしている船の中に潜り込み、船の中で眠りこける。翌日船員によって発見された彼は、式を司り、皆から<マスター>と呼ばれるランカスター・ドッド(フィリップ・シーモア・ホフマン)という男と出会う。かれはザ・コーズと呼ばれる新興宗教団体の教祖であり、独自

    『ザ・マスター』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2013/05/28
    この映画、何に見える?>あいかわらずいいコピーをつけはるわー
  • 『LOOPER』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    時をかけるハゲ 話題のタイムトラベル型SF映画です。いやぁしかし、タイムトラベルは人気ジャンルですね。映画に限らず、絶えず制作されているような気がします。主演はジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリス。監督は長編3作目のライアン・ジョンソン。 西暦2074年。開発こそされたものの、その危険性ゆえ使用が禁じられていたタイムマシンは、密かに犯罪組織によって悪用されていた。2074年では犯罪を犯しても簡単に足がつくため、犯罪組織はタイムマシンを使い、殺したい人間を30年前の過去へ送り、ルーパーと呼ばれる殺し屋に処分させていた。ルーパーの一人であるジョー(演じるのはジョセフ・ゴードン=レヴィット。以下ヤング・ジョー)はある日、いつものようにターゲットの殺害の準備に取り掛かる。しかし、彼の目の前に送られてきたのは30年後の自分(演じるのはブルース・ウィリス。以下オールド・ジョー)だった。戸

    『LOOPER』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2013/01/19
    時をかけるハゲwwww
  • 2012年に見た旧作ベスト。 - リンゴ爆弾でさようなら

    2012年も残すところあと数日。つまり、そろそろ今年の映画を振り返る時期です。このブログでも毎年ベストを発表していますが(今見返すと「え?なんでこの映画こんな下なの?なんでこの映画こんなに高評価なんだ・・・」と思うこと多々)、今日はその前哨戦というか、今年見た旧作のベストです。ただベストと言ってもランキングではありません。年代順に並べただけです。それではいってみましょう。 『白熱』(1946) 『真昼の決闘』(1952) 『東海道四谷怪談』(1959) 『ガス人間第一号』(1960) 『赤い天使』(1966) 『博奕打ち 総長賭博』(1968) 『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』(1969) 『徳川いれずみ師 責め地獄』(1969) 『昭和残侠伝 死んで貰います』(1970) 『徳川セックス禁止令 色情大名』(1972) 『直撃地獄拳 大逆転』(1974) 『沖縄やくざ戦争』(1976) 『

    2012年に見た旧作ベスト。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2012/12/22
    『狼たちの街』観たいヤツだ!ツタヤにあるかな
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    めんどくさいけど面白い。 はい、エヴァンゲリオン新劇場版最新作です。前作から3年。長いですね。この長さが良かったのか、劇場は超満員でした。やっぱりみんな気になるのね。エヴァ。 断っておきますが僕はエヴァにさほど詳しくありません。TV、旧劇、新劇と見ていますが、設定に詳しくもないし、解釈とかもそんな興味ないです。それに見たのは3年ほど前なのであんまり覚えてもいません。熱心なファンではないので、それを念頭に入れて読んでね。 以下ネタバレ まず一言で感想を言うと、面白かったです。ドドドッと押し寄せる映像の快楽がすごくて、とにかく圧倒されました。もう大スペクタクル映画ですね。オープニングの宇宙戦から最高で、その後は戦艦が出てきたりして趣味に走ったか・・・?でもカッコいいからアリ、という感じ。そして何より「おっ、それ見たかったなあ」というのがエヴァエヴァ。旧劇にも量産型と戦う場面はありましたが、乗

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2012/12/04
    設定やらが説明不足が過ぎて理解不能なんですよ>旧に比べると説明セリフ多めではあったけど、それでも不足の方が圧倒的だからなぁ…
  • ホラー映画ベストテンに参加するよ。 - リンゴ爆弾でさようなら

    「男の魂に火をつけろ!」さんのベスト企画に参加させていただきます。今年はホラー映画ベストテン。 2012-10-31 1位『CURE』(1997年 黒沢清) 2位『マタンゴ』(1963年 多猪四朗) 3位『顔のない眼』(1960年 ジョルジュ・フランジュ) 4位『イレイザーヘッド』(1977年 デヴィット・リンチ) 5位『悪魔のいけにえ』(1974年 トビー・フーパー) 6位『ジェイコブス・ラダー』(1990年 エイドリアン・ライン) 7位『何がジェーンに起ったか?』(1962年 ロバート・アルドリッチ) 8位『リング』(1997年 中田秀夫) 9位『ペット・セメタリー』(1989年 メアリー・ランバート) 10位『地獄』(1960年 中川信夫) 『CURE』1位は『CURE』というか、もう「黒沢清」である。『地獄の警備員』の暴力描写、笑いと恐怖が同居する『ドッペルゲンガー』『蜘蛛の瞳』

    ホラー映画ベストテンに参加するよ。 - リンゴ爆弾でさようなら
  • 『夢売るふたり』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    他人の不幸で明日の飯がまずい 『ゆれる』『ディア・ドクター』で知られる西川美和監督の最新作。夫婦で結婚詐欺をするお話です。夫婦を演じるのは阿部サダヲに松たか子。オリジナル脚にこだわる西川監督は、今回も原作・脚を自分で担当しています。R15。 貫也(阿部サダヲ)は、里子(松たか子)と営む居酒屋が火事にあってから何もやる気がせず、再び店を持つため懸命に頑張ると対称的に、パチンコなどをして過ごしていた。しかし、ある日かつての常連客で、愛人に死なれ自暴自棄になっていた女性、玲子と出会い、介抱、関係を持ってしまう。その際、貫也の身に起こった不幸を聞いた玲子は、愛人の親族から受け取ったを手切れ金を貫也に渡す。帰宅した貫也は里子に「かつての仲間から金をもらった」と嘘をつく。しかし、里子はすぐに女から得た金であると気付く。そして里子は思いつく、この世には、この男を欲する女がたくさんいるのだと。そし

    『夢売るふたり』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2012/09/20
    素晴らしい。
  • 『メランコリア』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    世界の終わりは そこで待ってると ラース・フォン・トリアー監督最新作です。監督自身の体験から作られた映画だそうですね。僕は『アンチクライスト』はまあまあ好きでしたが、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は好きじゃなかったので、期待と不安半々くらいで見に行きましたよ。 ジャスティンは姉のクレアとその夫ジョンが所有する豪邸で盛大な結婚披露宴をあげるも、不安や虚しさ、また周囲にろくな人間もいないことから奇怪な行動を連発してしまい台無しにしてしまう。それから7週後、仕事も夫も失った彼女は憔悴しきり、クレアの家で世話になっていた。そのころ、ジョンと息子のレオは地球に接近している惑星メランコリアについて観測していた。この惑星は計算によるとぶつかることなく地球を通り過ぎるらしいが・・・と言うストーリー。 冒頭、ワーグナーの音楽がかかる中、編のダイジェストといえるイメージ映像の数々が映し出されるのですが、こ

    『メランコリア』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
  • 『哀しき獣』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    狂犬の墓場 皆大好き韓国バイオレンスの新作です。監督は『チェイサー』のナ・ホンジンで、作はまだ監督2作目だそうです。非常に評判のいい作品だったので期待して見に行きましたよ。 中国にある延辺朝鮮自治州でタクシー運転手として働いているグナム。彼はかつてや娘と共に生活していたものの、生活苦のため娘はグナムの母のもとへ、韓国へ出稼ぎに行ったまま戻らず、送金もない。グナムには韓国へ送るために作った借金6万元を返す金もなく、賭け麻雀に手を出すも負け続ける。そんな中、ミョン社長という地元の犬商人から借金を返済するため韓国で人を殺してこないかという損団を持ちかけられる。苦悩するもグナムはを探す目的も含め、韓国へ黄海を渡り密入国する・・・と言うストーリー。 朝鮮半島といえば複雑な民族事情があるのはもちろんですが、中国に朝鮮自治州なるものがあるというのは初耳でした。この地域に住んでいる人間は中国

    『哀しき獣』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
  • 『ダークナイト ライジング』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    伝説の終り クリストファー・ノーラン監督によるバットマンシリーズの最終章です。『バットマン ビギンズ』が2005年なので7年と言う結構長い時間をかけての完結編となったわけですね。 ※少しネタバレしてます。 とりあえず作の感想を一言でいうなら「バットマン3部作の完結編としては文句なし」と言う感じです。『ビギンズ』から始まったバットマン=ブルース・ウェインの物語の終わらせ方としては大満足です。 ところで、このシリーズはポスターの色使いが非常に印象的です。それぞれ夕暮れ、夜、夜明けと言う風になっていて、物語を象徴しているのかなと。 『ビギンズ』は物語の始まり、ブルース・ウェインの苦悩とバットマンの誕生から最初の活躍を描いていた。バットマンとしての活躍、しかしそれはブルース・ウェインにとってはどういうことなんだろうか。レイチェルとの関係は?夕暮れ、夜はすぐそこである。 バットマン ビギンズ [B

    『ダークナイト ライジング』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2012/08/02
    結構自分の感想に近いかも。
  • 『スーパー!』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    コマとコマの間にあるもの。 真面目なんだけど容姿から性格までコンプレックスの塊な男・フランク。彼は人生で二つの輝ける瞬間「との結婚」・「警官にちょっとした手助けをしたこと」を誇りとして生きていたが、ある日元ジャンキーのが地元のドラック・ディーラーに寝取られてしまう。失意の中で神の啓示に目覚めたフランクは、正義のヒーローとして悪人を罰し始める・・・というストーリー。 フランク=クリムゾンボルト最初はを取り戻すという目的で始めたものの、街にいるどうでもいい悪党を懲らしめる。見ている側からすると確かに児童虐待も麻薬売買もひったくりも横入りも悪だが、レンチで頭かち割っているのを見ると「えっ?」とどうも引いてしまう。この映画は人体破壊描写がしっかりしているので正義のためとはいえ暴力の恐ろしさが際立つ。いやーな感じがするんです。 だから観客からするとフランクはどう考えても狂人にしか見えない。神の

    『スーパー!』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2012/01/12
    超すばらしい。
  • 今年の映画、今年のうちに。2011年映画ランキング。 - リンゴ爆弾でさようなら

    皆さんこんにちは。2011年ももう終わりですので総決算としてベスト10を書き残して締めとしたいのであります。今年見た新作は劇場で60。DVDでは6と全部で66からのランキングです。はりきっていってみましょう。 ベスト10 10位『ザ・タウン』 銀行襲撃シーンの斬新さというかその手口に色々感心。アクションも見ごたえがあり劇場で見れて良かったと。俺達ホモダチ!感も良い。『ヒート』大好き人間納得の映画となっていました。 9位『トゥルー・グリット』 後になってグイグイ評価が上がってきた映画です。記憶に残っているシーンがすごく多くてですね、思い返してみて凄くいい映画だったなと。 8位『ファンタスティックMr.Fox』 みんなかわうぃぃ〜。と、まあそれだけじゃなくでですね、男気あふれる映画なところもいい感じでした。僕は特にあの息子に感情移入してもうね。心にグサグサときましたよ。 7位『ブルーバレ

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    katokitiz
    katokitiz 2012/01/01
    おっ!ベステンにブラスワがない!
  • 『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    帝王のTINTIN、大暴れ! スティーブン・スピルバーグ監督3年ぶりの新作。久々です。予告編やらで毎年その名を耳にすることは多いんですけどね。 ジャーナリストとして活躍する少年、タンタンは相棒のスノーウィーとともに街を歩いている際、伝説の船ユニコーン号の模型を手に入れる。しかしすぐさま謎の男がその模型を譲れとタンタンに交渉してきた。それに疑問を持った彼は図書館でユニコーン号について調べるのだが、そのすきに模型を盗まれてしまう。落胆するタンタンだったが、模型のマストから落ちていた巻物を発見する。そこに書かれたいたのは謎の暗号だった。ユニコーン号に隠された秘密を知ってしまったタンタンは、同じくユニコーン号の模型を持ち秘密を追うサッカリンという男に拉致されてしまう。そうしてタンタンは気がつくと海の上、とある船室に閉じ込められてしまった。そこで彼は同じくサッカリンに閉じ込められていたハドックという

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    katokitiz 2011/12/07
    やばい、結構感想かぶってる。
  • 『ミッション8ミニッツ』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    はじめまして、さようなら 映画好きほど騙されると評判のSFサスペンス映画。監督は『月に囚われた男』が好評だったダンカン・ジョーンズ。余談ですが『月に〜』は作のテーマと似通ってる部分があるのでそちらも見ておいて損はないでしょう。 ところで、ネタバレというのはどの映画でも非常に嫌われるものですよね。特にこの映画のように衝撃のラスト、と宣伝されるとさらに敏感になってしますね。どこまで書いていいのかと迷いますし、ちょっとだけ聞いたのでも怒る人もいるでしょう。 ただ、この映画どうしても触れたい部分がネタバレしないと言えないので今回の記事はネタばれ全開です。ただ、作は正直ネタバレされると問題のある映画だとは思いません。なので鑑賞前に読んでも大丈夫でしょう。 シカゴで乗客全員が死亡する大規模な列車事故が発生。政府はこの事件の犯人を探るため、死亡した乗客の最後8分前の意識に入り込むというミッションを実

    『ミッション8ミニッツ』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2011/11/03
    ある意味で真逆の感想。すごく興味深い。「もう一度送り込んでくれ」は一番泣けるところですな。
  • 『一命』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    武士という生き物 滝口康彦の「異聞浪人記」を原作とした映画。1962年に小林正樹監督が『切腹』という題でこの小説映画化していますが、三池崇史監督が再び映画化に挑みました。 江戸時代初頭、大名の御家取り潰しが相次ぎ仕事もなく生活が行き詰まる浪人が増えていた。そんな中「狂言切腹」なるものが流行っていた。それは裕福な大名の庭先で切腹をさせてほしいと、する気もないのに願い出ると屋敷側は面倒事になる前に金銭を渡して帰らせようとするというので、いわゆるゆすりである。 ある日、名門伊井家の屋敷にも切腹を願い出る男がやってきた。名は津雲半四郎(市川海老蔵)と言う。彼に対し家老、斎藤勘解由(役所広司)は数ヶ月前にもこの屋敷で切腹を願い出た千々岩求女(瑛太)の話をするのだが・・・というストーリー。 作最大の変更点はおそらく、求女が何故伊井家の庭で切腹を図ったのか、そして何故半四郎も伊井家にやってきたのかが

    『一命』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2011/10/20
    うーむ。やはりオリジナル版を観てから書くべきか。ただ、同じ原作による再映画化という位置づけらしいしなぁ。
  • 『探偵はBARにいる』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    探偵もどうでしょう 以前ブログにも書いたのだが(http://d.hatena.ne.jp/hige33/20101225/1293275151)、僕は「水曜どうでしょう」が大好きだ。大泉洋の出ている他の番組「おにぎりあたためますか」「ハナタレナックス」も好きだし、「サンサンサンデー」などのラジオも北海道にいるころは聞いていた。 北海道ではほぼ毎日大泉洋の出演する番組をやっていた。もちろんCMにだってバンバン出ていた。幼少期は大泉洋がローカルタレントだなんて思いもしなかった。そのくらい北海道では有名だったのだ。 それがいつの間にか全国へ活躍の幅を広げ、数々のドラマや映画に出演する。とはいえ、僕から見て大泉洋出演作品はどれもイマイチというか、「コレ!」と言える物がどうも出ないなぁと思っていた。助演では『ゲゲゲの鬼太郎』があったけどね。ちなみにではあるが、全国で主張率があまりよくないドラマでも

    『探偵はBARにいる』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
  • 『ツリー・オブ・ライフ』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら

    2001年、親子の旅。 テレンス・マリック監督最新作、ブラットピット主演。カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した作品なのですが・・・。 なのですが、まあ正直眠かった。つまらん。ただ、そういって終わらせるのもあれなんで一応それなりに感想を残しておきます。 オープニングからヨブ記の引用と、なんだかボヤーンとした光のイメージが出てきます(恐れくそれは命の灯とでもいうようなものなのでしょうが)。そこからアメリカのどこかの夫婦の元へ2番目の息子が死んだと言う手紙が届くところからストーリーは始まる。 そのことをきっかけに母親は神へ問いかけをするのですが、ここから怒涛のメタファーというかイメージ映像の連続。その映像というのが、まずビックバンとか地球・生命の誕生なんですよね。原始生命が誕生した後は恐竜まで出てきて無駄に壮大なんですよね。 しかもそこに母親が囁くような声で神の事だとかについて言って

    『ツリー・オブ・ライフ』を見た。 - リンゴ爆弾でさようなら
    katokitiz
    katokitiz 2011/08/24
    つまらんと言いながらも丁寧に読み解こうとしているあたりに好感を持った。
  • 『GANTZ』を見たよ。 - リンゴ爆弾でさようなら

    ギョーン。 人気漫画実写化、ということでだいたいこういうのは不安の方が大きいわけです。成功する例というのはあまりないですからね。 しかしね、悪くないよこれは。 ガンツ映画化で気になったのはやはり「星人」をどう表現するのか、とか残酷表現をどうするのだろうとか、おっぱいは出るのかとか、おっぱいは出るのか、というところだと思います。 まず星人に関してだけど、これはもう全然問題なしというところだと思いますね。特に田中星人に関しては「なんか変だぞ感」が際立っていて面白かったと思います。あの不気味さはあれだね、無機物っぽい人形が怖い事をする恐怖に近いね。チャッキーとか、もしくは腹話術の人形のあの感じかなあ。 因みに今回はラジカセを持って登場。流れいている歌は「切手のないおくりもの」で、これはモデルになった田中星児がカバーした財津和夫の曲ですね。面白い変更点。 ただ、少し言うなら、おこりんぼう星人戦のラ

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    katokitiz
    katokitiz 2011/02/03
    自分も後半のアレはダメだと思いましたです。感傷的じゃないのが『GANTZ』の魅力だったりするのに。まぁ、それでも泣けるシーンはマンガにも多々ありますが。