内閣官房参与(国際交流担当)で劇作家の平田オリザさんが4日、鳥取市内で開かれた日韓併合100年を振り返るシンポジウムで講演した。 平田さんは学生時代に韓国へ留学した経験があり、併合前夜のソウル(当時は漢城)で暮らす日本人一家を描いた演劇「ソウル市民」を手がけたことでも知られる。 平田さんは日本による韓国の植民地支配について「政治家や軍人だけでなく、日露戦争に勝利して日本が世界の一等国になったという日本国民の潜在的な意識の帰結だったのではないか」と分析。また「生物も社会も多様性があることが強さにつながる」と話し、自らの文化を活性化させるためにも多文化・共生社会構築が重要になることを訴えた。 講演の後、在日外国人の人権問題に詳しい田中宏・一橋大学名誉教授や在日の弁護士らを交えたパネルディスカッションがあった。参政権付与を巡っては、日本に帰化すれば得られるとして反対する意見もあるが、田中名誉教授
多文化主義(たぶんかしゅぎ、英: multiculturalism)という用語は、政治哲学、社会学や日常生活では、基本的に「民族多元主義」と同義語である。他にも大きな集団内にある小さな集団が、異なる文化でありながらも大きな集団に馴染んでいることを意味する、文化多元主義を意味することもある[1]。 政治哲学としての多文化主義には、様々なイデオロギーや政策がある[2]。多文化主義は「サラダボウル」や「文化的モザイク」と表現され[3]、「人種のるつぼ」とは対照的である[4]。ある国家内で異民族の文化を等しく尊重し、異民族の共存を積極的に図っていこうとする思想、運動、政策[5]。 カナダ・トロントにある多文化主義の記念碑。 同一の彫刻が4つ存在しており、その彫刻は南アフリカのバッファローシティ(英語版)にある カナダにおける多文化主義の考え方が初めて明確に述べられたのは1964年、カナダ進歩保守党
ベルリン(CNN) ドイツの多文化主義は「完全に失敗した」――メルケル独首相が16日、自党の青年部の会議でこう述べた。 メルケル氏は演説の中で、「『さあ、多文化社会を推進し、共存、共栄しよう』と唱えるやり方は完全に失敗した」と語った。 メルケル氏は先月、CNNのインタビュー番組「コネクト・ザ・ワールド」でもこうした考えを示していた。9月27日の同番組でドイツのイスラム系住民について質問された同氏は、「今や誰もが、移民は我が国の構成員であると理解している。(しかし)彼らは同じ言語を話し、ドイツで教育を受けるべきだ」と答えていた。 世論調査機関ピューのプロジェクトが昨年行った推計によると、イスラム系住民はドイツ全人口の約5%を占める。これは約400万人のイスラム人口に相当し、西欧最多の規模となる。
(CNN) フランスでイスラム教の女性のブルカなど顔を覆い隠す服装を禁止した法律をめぐり、憲法評議会は7日、同法を合憲とする判断を下した。これで同法の施行に向けた最後の障壁が撤廃された。 憲法評議会は同法について、行き過ぎた刑罰を科すものではなく、信教の自由が妨げられることもないと判断し、合憲と認定した。 同法はフランスの上下両院で賛成多数で可決され、来春に施行される予定。罰則として、公共の場でブルカやニカブなど顔を覆う服装をした場合は罰金150ユーロ、女性にブルカなどの着用を強要した者に対しては禁固1年または罰金1万5000ユーロを科す。政府はこうした服装について「新たな形の隷属化に当たり、この国では容認できない」との見解を示していた。 米国の調査期間が欧米5カ国で今年実施した世論調査によると、フランスではブルカ禁止に賛成が82%、反対が17%と、5カ国の中で最も賛成の割合が高かった。ド
フランス上院でブルカやニカブなど全身を覆うイスラム教徒女性の衣服の公共の場での着用を禁止する法案が賛成246、反対1で可決した。国民議会(下院)でも7月に賛成多数で可決しているので憲法評議会がゴーサインを出せば近く発効することになる。 法案ではブルカやニカブと名指しせず、「全身を覆う衣服」となっているが、ブルカ着用の違反者には罰金150ユーロ(約1万7千円)が、女性に着用を強制した場合は強制者に最高で禁固1年か罰金3万ユーロ(約340万円)が科される。 仏内でブルカ着用者が約2千人と少ないこともあり、日本など一部で、「宗教弾圧」「少数民族迫害」といった論調がみられるが、この論調に最も反発しているのはイスラム系移民の女性といえる。 2002年にイスラム系移民が多いパリ郊外で17歳の少女ソアヌさんが焼き殺される事件があった。ヨリをもどそうとした元交際相手を拒否したため、怒った元交際相手がゴミ置
「都民生活に関する世論調査」結果 平成22年11月24日 生活文化局 この度「都民生活に関する世論調査」(平成22年8月実施)の結果がまとまりましたので、お知らせします。 この調査は、都民の日常生活にかかわる意識や、都政に何を望んでいるかなどを把握し、今後の都政運営に役立てることを目的として毎年実施しています。 また、今回は随時テーマとして「東京の魅力」「都市景観」「屋外広告物」について調査しました。 調査結果のポイント 毎年テーマ 都政への要望 −「治安対策」が平成16年から7年連続第1位− 1位「治安対策」51%(昨年より5ポイント減) 平成18年以降減少傾向 2位「高齢者対策」49%(同1ポイント減) 3位「医療・衛生対策」49%(同6ポイント減) 暮らしむきの変化 −「苦しくなった」は40%、「変わらない」は57%− 「苦しくなった」は昨年より7ポイント減、「変わらな
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振り返ると、今までネットで繰り広げられた「○○反対運動」はパターンがすべて同じと言ってよい。 わずかな可能性を取り上げて、ウソもホントもごちゃまぜにして「危険性」を誇張することで、煽り倒す。その誇張された認識を維持したままの文面のFAX・メールを議員さんに送り倒す。 そこに絡むのがウヨサヨで、ウヨクはサヨクを、サヨクはウヨクを罵倒し、あるいは支持を拡大せんと、ここぞとばかりに祭りに乗る。 で、実際に問題の「法案」が通ってしまうと、それまで語られた「危険性」はきれいさっぱり忘れられて、次のターゲットに喰らいつく。その繰り返し。もうアホかと。 ・・・ 今後の○○反対運動も「○○は危ない!」「言論弾圧に使われる危険性!」などなどと「危険性」を取りざたすることによって煽りが入るに決まっています。 でも、その「危険性」は、現実にはどれくらいの可能性を有するか、また可能性があるとして現実とどういう関係
アンケート回答結果について 現職都議会議員の方々に、第156号議案「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部の改正する条例」に関しての緊急アンケート調査を行いました。ご回答くださった議員の方々には心よりお礼申し上げます. 結果的に未回答の多い集計結果となりました。アンケート用紙は事前に連絡を入れて了解を得てから送付していますので(※一部連絡がつかずアンケートのみ送付した方もいます)、未回答も一つの意思表示と考えられます。未回答は必ずしも無視ではなく、アンケートを行っている太田出版の立場、アンケートの進め方、「投票の判断基準にする」という言葉などへの反発で改正案には反対の立場でも回答を控えられたケースがあります。「未回答」=「改正案に賛成」ではないことを申し添えておきます。 太田出版は改正案に反対の立場を明確にしていますので、「賛成」の回答をお送りいただいた方は勇気が必要であったと思います
はじめまして。 記事を読ませていただいて疑問が一つありましたのでコメントを書かせていただきます。 >実際にコンビニや本屋で販売されている問題の本をみせてもらい、現状をお聞きしました。 これは写真で男性が五冊出している本の事だと思われますが、成年向けマーク(黄色丸内に黒字で成年コミック)のついた本の事でしょうか? すでに子供が買えないように書店内でゾーニング(棚分け)されて販売されている本の事なのか、一般書籍の事なのか判りませんでしたので、宜しければ教えていただけますと幸いです。 by F (2010-08-27 21:45) 一口に青少年と言っても、17歳までもを含むことになります。 当然、そのぐらいの年齢になれば、相応に分別がつき、小学生と同じ扱いにすることが出来ません。 『源氏物語』にも、近親相姦や子供に性的な乱暴する場面はありますし、原作に忠実にマンガなどにすれば、そのような場面も描
日本漫画家協会(やなせたかし理事長)と21世紀コミック作家の会(さいとう・たかをさんなど5人が理事)、マンガジャパン(水島新司代表)の漫画家3団体は11月29日、東京都が再提出を予定している青少年育成条例の改正案に反対する声明を発表した。 「漫画家の表現の自由を侵害する恐れが極めて高く、創作活動を萎縮させる可能性がある」と指摘。都議会が改正案を否決するよう「強く求める」としている。 新たな改正案では、「非実在青少年」という文言を削除し、「刑罰法規に触れる性交もしくは性交類似行為」などを「不当に賛美しまたは誇張」した表現を対象とした(「非実在青少年」を削除、再提出へ 都条例改正案)。 声明では、「刑罰法規には(18歳未満を対象とした)淫行条例なども含まれるため、非実在青少年に対して抱かれた懸念は一向に解消されていない」と指摘。さらに、18歳以上の男女も対象となったことで、前回の改正案より「規
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201129034.html 都知事の「夫婦の性生活みたいなのを漫画に描くことが子供たちに無害だっていうなら、バカだね、そいつら。『頭冷やしてこい』と言っといてくれ」だけ取り出して騒いでるけどね。都知事の理解もどうかと思うが、漫画家の先生もどうなんだ。だいたい、「法案」と言ってしまうちばてつやに脱力せざるをえんじゃないか。 でも、バカは頭冷やしてこいって都知事の発言はその通り。乱暴だけどね。FAXにメール。ネットの政治運動で煽り煽られる、バカ。この期に及んで「源氏物語はどうなるの?小説は?いい子ちゃんしか描けなくなるの?」とか言ってるのは、もう頭冷やして来いと言われても仕方がない。ここまでたきつけた人の責任だ。反対運動の関係者一同、もう腹切って死んでくれ。
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