マーケティングや広告に関する国際カンファレンス「ad:tech tokyo(アドテック東京)2020」を主催する、コムエクスポジアム・ジャパン社長の古市優子さんは、2019年のアドテック東京で初めて「女性登壇者比率3割」を掲げました。 それまでは女性登壇者比率を高める意識は社内で共有していましたが、具体的は数値目標は掲げておらず、2018年の比率は6%。 「女性登壇者比率3割」を初めて推進した時の風当たりの強さを「イベント登壇男女比率への違和感がないことに感じる激しい違和感」と題してnoteに記し、大きな反響を呼びました。 実力はあってもまだ知られていない女性リーダーを起用することに対し、既存の顧客(来場者)が離れてしまうことも懸念されました。周辺からはチケット収益が低下するのでは、との声もあったそうです。 懸念を打開した理由のひとつが、過去の来場者実績で「来場者が4割女性だった」こと。「