来季限りで引退する考えを示したフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が14日、今シーズンを締めくくる世界国別対抗戦から一夜明け、東京・国立代々木競技場で取材に応じ「ソチ(冬季五輪)で最終にしようと今は考えている」と、あらためて話した。 ことしに入って進退を考えはじめた事を明らかにし、当時の心境を「(将来について)自分の気持ちが、ふっときた時があった」と表現した。姉の舞さんや周囲に相談し「自分で決めればいいんじゃない」との助言で気持ちを固めたという。 この時期に表明した理由を「あと1年、これまで見てくれたファンの方に、一緒に応援してもらえたら」と説明。五輪で「自分の最後の、最高の滑りができるようにと考えている。バンクーバー(五輪)の時も4年間の思いをぶつけたように、バンクーバーからの気持ちをソチにぶつけられたら」ときっぱり言った。 引退後については「今までスケート一本だったから、自分で道