印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月3日、「内部不正による情報セキュリティインシデント実態調査」の報告書を公開した。内部不正の約6割は故意が認められない“うっかり”であることや、“USBメモリ”が主な情報の持ち出し手段になっていることなどが明らかになった。 この調査は、内部不正の発生とその対策状況などを把握し、内部不正の防止に向けた環境整備を促すためのもの。ウェブアンケート形式で実施期間は2015年11月25~30日。調査対象は業種別、従業員数別に抽出した民間企業の従業員など3652人と内部不正の経験者200人で構成される。 IPAでは2012年にも内部不正についての意識調査を実施している。2回目となる今回は、民間企業の従業員と