BCCC代表であるインフォテリアの平野洋一郎氏は、ブロックチェーン技術も、黎明期にあるほかの技術と同様、体系的な情報や教育機会が少なく、活用に関する理解がなかなか進んでいないと開講の背景を語った。「ブロックチェーン技術を持ったエンジニアを増やし、有用なアプリケーションが社会に出るようになることが重要」(平野氏) ブロックチェーン大学校のカリキュラムでは仮想通貨であるBitcoinを学ぶ。BCCCの副理事であるテックビューロの朝山貴生氏は、「ブロックチェーンとは仮想通貨であるBitcoinを動作させるために考案されたデータ構造である」と説明。ブロックチェーンを知り活用するためにBitcoinの細部を知ることが必須とした。 BCCCでは4月末の会員社数34社から80社に到達。平野氏は大和証券グループ本社、電通国際情報サービスなど、事業者ではなく、ユーザー側が参加した点を強調した。年内に100社