今週のメルマガの前半部の紹介です。 先日、サイバーエージェントの藤田社長が、同業他社に転職した部下への“怒り”を日経の連載で表明したことが大きな話題となりました。曰く、過去に億単位の損失を出したにもかかわらずチャンスを与えたのに、道半ばにしてバイトのように投げ出して転職するとは何事か、社内への示しをつけるためにも言わねばならん、と説明しつつ、けっこう本気でキレているのがよくわかります。 さて、筆者も人から 「ある程度のポジションにある人がぽいっと転職するのかアリなのか」 「有名企業トップが公の場で転職者を批判するのはどうなのか」 といった質問をされましたが、基本はビジネスなので良い悪いの問題ではないですね。あるのはあくまで損得勘定。今動いた方がトクだと本人が判断し、それを今回は引き留められなかったというだけの話です。トップの怒り具合からしてサイバー側が損をしたということでしょう。 とはいえ