Reutersによると、Obama米大統領は2015年1月の一般教書演説を踏まえ、米国のサイバーセキュリティ強化に向けて2016年度予算案に140億ドルを割り当てたという。この予算案が米連邦議会によって承認された場合、その予算は政府や民間のコンピュータシステムをハッカーによる攻撃からより効果的に保護するために使用される。 Obama大統領は一般教書演説で詳細を明らかにしていたが、今回、包括的国家サイバーセキュリティイニシアティブ(Comprehensive National Cybersecurity Initiative)におけるサイバーセキュリティ改革の目標について、その概要を説明した。これらの目標には、民間企業と政府間での情報共有の拡大、対敵諜報活動能力の向上、連邦政府内でのサイバー教育の拡充といったことが含まれる。 2016年度予算案に盛り込まれているサーバーセキュリティ関連の財源
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