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ジャパンベンチャーリサーチ(JVR)は8月6日、近年、米シリコンバレーでシード期のベンチャー企業の資金調達手法として普及しつつある「Convertible Note」をまとめたレポートを発表した。 Convertible Noteは転換社債の一種。「株式への転換価格」を明確に定めずに資金を貸し付け、その次の資金調達時にその貸付金を株式に転換するもの。株式と異なり、対象企業の評価額を定める必要がなく、株式よりも契約にかかる時間的、金銭的コストが小さいという利点がある。 Convertible Noteでは「株式への転換価格」の値をあらかじめ定める代わりに、「次回増資時の転換価格を株価の△%とする」という「Discount」と、「次回増資時の転換価格は◯円を上限とする」という「Cap」の指標が用いられる。 これらの指標は、シード期にリスクをとって投資するエンジェルなどの投資家からの要求に応じて
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