Appleのスマートホームプラットフォーム「HomeKit」は、こと新しいパートナーの採用となると、そのペースがあまりに遅いことで長らく失望を買ってきたが、それも間もなく変わるかもしれない。テクノロジ大手Appleがついに、米国時間6月13日に開催された「Worldwide Developers Conference(WWDC)」において、「iOS 10」の専用アプリを介してHomeKitのダイレクトポータルを提供すると発表したからだ。また、HomeKitで防犯カメラがサポートされることや、サードパーティーのアプリ開発者が「Siri」を利用できるようになることも発表された。 「Amazon Echo」や、間もなくリリースされる「Google Home」に対抗するAppleブランドは発表されなかったが、今回のアップデートは、HomeKitがスマートホーム分野で再び注目を集めるきっかけになりそ