米連邦通信委員会(FCC)は米国時間12月1日、AT&TとVerizonに書簡を送付し、自社の動画サービスを顧客のデータ使用量の対象外とする慣行に不満を表明した。 具体的には、「ゼロレーティング」は競争と消費者に悪影響を及ぼす可能性がある、とFCCは述べた。Associated Press(AP)が入手した書簡の中で、FCCは、ほかのサービスが自社サービスを顧客のモバイルデータ使用量の対象外にしてもらうためにVerizonやAT&Tにお金を払う可能性もある、と述べた。そうなれば、VerizonやAT&Tと関係が良好でない競合動画サービスは不利になる、とFCCは主張する。 AT&Tは先週、「DirecTV Now」をローンチした。AT&T Mobilityの顧客がLTE経由でDirecTV Nowの動画をストリームしても、データ使用量には加算されない。Verizonも自社の「go90」サービ