市民に寄りそう姿勢を基礎に、IT技術に対応した新たなメディア・デザインを 瀬川 至朗(早稲田大学政治経済学術院教授) 「私たちがジャーナリズムを担ってきたのに、その土台が崩れていく」ソーシャルメディアの普及で、誰もが手軽に情報発信できる時代になり、新聞、テレビなどのマスメディアの人々は誇りと自信を失いつつある。 ソーシャルメディア時代においては技術的には市民全員がジャーナリストになれる。ならば、プロフェッショナルなジャーナリストは不要になるのだろうか――。 いや、むしろ、プロのジャーナリストの役割はますます重要になってくる。 震災報道の現場で活躍したJスクール修了生 震災報道の現場で活躍したJスクール修了生ある2人の若いジャーナリストを紹介してみたい。2人とも、東日本大震災の被災地で、使命感をもって精力的に取材を行ってきた。ともに早稲田大学ジャーナリズム大学院(政治学研究科ジャーナリズムコ
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