三菱航空機の国産飛行機、MRJの初飛行が成功し、大きな喜びに包まれています。思えばYS11にかつて、ずいぶん乗ったのですが、航行高度が低く、日本の街並みが窓越しに良く見えたのは幼い時ながらよく覚えています。それ以来となるメードインジャパンの飛行機に対する潜在需要は極めて高く、リージョナルジェットではブラジルのエンブラエルとカナダのボンバルディアとの争いとなりますが、下馬評は高いようです。期待したいですね。 誰もなしえないモノを作り出す、というのは大きな試練でありますが、それを乗り越えた時、大きな果実を伴います。三菱航空機もこの初飛行を5度も延期したわけで、その間の苦痛と苦悩は想像に難くありません。 起業家や企業家は常に成長と改革と挑戦を考えています。ところが一旦成功するとその足を止めてしまうケースが多いのも特徴です。企業の経営者の場合には一定期間で人事ローテーションがあり、社長も創業者系で