データセンターは、さまざまな変革の波にさらされてきている。その長い年月のなかで、大型のメインフレームコンピュータから脱却し、サーバやストレージの仮想化を採用し、電力消費を削減する「グリーンIT」イニシアティブを展開してきており、今では台頭しつつある「ソフトウェア定義」テクノロジの真っただ中にいる。 そして、ITインフラの今後を語るうえで忘れてはならないものがもう1つある。それは、データセンターの自動化において、ロボット工学の果たす役割が広がっていくという可能性だ。 IT関係のコンサルティングとサービスを手がけるMTM Technologiesの戦略およびイノベーション担当バイスプレジデントであり、Data Center Knowledgeブログの定期的な寄稿者でもあるBill Kleyman氏は、「ロボット工学の素晴らしい点は、次世代のデータセンターをかたち作り、実現に向けた支援を行うとい
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