チームメンバーと、どんな手段でコミュニケーションを取っていますか?──伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が、2017年2月に実施した「大手企業のビジネスチャットツール導入実態」の調査結果を発表。「会社として、公式にチャットツールなどのコミュニケーションツールを導入しているか」の質問から、企業導入率は3割に満たない状況が分かった。「全社で導入済み」は12.1%、「一部で導入」は16%、対して「導入していない」は71.8%だった。 導入理由で特に多かったのは、「時短」と「生産性向上」が挙がった。一方、導入していない理由は「業務に必要がない」が多かったものの、「セキュリティが心配」「会社側での管理・運用対象が増える」「社内コンプライアンスや稟議を通すのが困難」といった、「会社の公式ツールとして導入するならば、対策すべきこと」を課題としている企業も多かった。また、「導入したが、使われなかった」