こう話すのは、マーケティングソリューションを展開する米MarketShareの日本法人でマネージングディレクターを務める宮津和弘氏だ。 同社は、マーケティング予算の割り当てなど計画を立てるマーケティングミックスやDMPなどの分析ソフトウェアを提供している。 次期の予算を決める際に、既に決まった計画だけでなく、新たな予算投資パターンを推奨する――例えば、下図で計画通りの場合は99.9百万ドルであるのに対し、アプリケーションが推奨するパターンでは119百万ドルと、19.2百万ドル分追加の売り上げを今後4週間の間に得られるとする。 過去の売り上げパターンや最新の市場データなど、さまざまな情報を加味した上で推奨する。 便利な機能だが、このあたりのさじ加減は、それこそマーケターの腕の見せどころとも言える。それが「人工知能(AI)にとって代わられる」との見通しがある。 来日したMarketShareの