1月に韓国で初となる「ドローンショー」が釜山で開催された。韓国南東部にある第2の都市・釜山は、アジア有数の貿易港であることや、東アジアや東南アジア諸国との近距離の利便性などを生かして、新たに「ドローン産業」に活路を見出そうとしている。 ドローンショーでは、韓国内56の企業や軍、研究所などが出展し、大韓航空やハンファ化学、韓国空軍、韓国宇宙航空研究所などが軍用、産業、農業といった幅広い分野のドローンを発表した。開発に力を入れ、ドローンを韓国の新たな産業として世界にアピールする狙いがあったといえる。 現在シェア、特許件数で世界1位を誇るシンガポールを射程に、将来的には世界トップを目標にしていることからも分かるように、ドローンショーは韓国の意気込みが伝わってくるものであった。 身近になりつつあるドローンの存在--学校の放課後授業にも 国をあげてドローン産業を活性化させる方針を打ち出している韓国で