攻撃者はスパムメールから脆弱性ツールを仕込んだページにユーザーを誘導して、マルウェアに感染させようとしていたとみられる。 英ウィリアム王子とキャサリン妃の第一子誕生のニュースに便乗したスパムメールが大量に出回り、ユーザーをマルウェアに感染させようとする手口も見つかっているという。ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labが7月24日、ニュースサービス「threatpost」などで伝えた。 それによると、Kaspersky Labのスパムトラップが傍受した「The Royal Baby: Live updates」というメールには、「Watch the hospital-cam」(病院のカメラを見よう)というリンクが張ってあった。 このメール自体は、リンク先のページに仕込まれていた不正なコードが既に削除されたとみられ、マルウェア感染ページに直接つながってはいなかった。しかし、さらに調