印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国の農村部は一般的にいえば所得が低いが、その状況を打破すべくITを活用する村もある。たとえばECサイト「淘宝網(Taobao)」には作った家具を販売することが村の主な産業となった通称「淘宝村」と呼ばれる村などがある。そして昨今の中国株の上昇で「株投資村(炒股村)」も誕生した。 西安のある陜西省の興平市南留村が特に有名だが、ほかにも上海と隣りあう浙江省の東陽市泉府村など有名な場所はいくつかある。百度で「南留村」や「炒股村」をキーワードに画像検索すると、農村の家屋で村人がパソコンを使いながら株式投資をしている姿を多数確認できるだろう。 830戸、4300人超が暮らす南留村は、リンゴの栽培が主産業の村だ。インターネットもあまり普及していない