国立国会図書館は6月16日、業務用の権限を悪用して入札情報などを不正に閲覧・取得していた日立製作所の社員2人を、公契約関係競売等妨害の疑いで警視庁に刑事告発したと発表した。 また日立に6カ月間、子会社の日立キャピタルや日立ソリューションズなど5社に3カ月間の入札指名停止措置を取った。 同館がシステムの運用管理を委託していた日立の社員が3月、業務のために与えられていた権限を悪用し、国会図書館の職員専用フォルダにアクセス、入札情報などを不正に閲覧・取得していたとし、国会図書館が調査していた。 関連記事 日立社員、国会図書館の入札情報を不正取得 システムの管理権限を悪用 国立国会図書館は、システムの運用管理を委託している日立製作所の社員が、業務用の権限を悪用して入札情報などを不正に閲覧・取得していたと発表した。 関連リンク ニュースリリース