印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前編はこちら。 ITの世界ではクラウド活用が一般的になりつつあるのに対し、日本のデータセンターは首都圏、特に東京に一極集中しているのが現状だ。クラウドでは海外のデータセンターを知らずに利用している現状に対して、あきらかにコストの高い首都圏に集中していることはどのような背景で、どのように変化するのか、興味のわくところである。 官公庁などを対象にしたITコンサルティングを手掛けるNCRIの会長で、ネットコンピューティングアライアンス(NCA)の代表である津田邦和氏は、この「データセンターの地方分散化」というテーマに強い関心を持ち、多くの有識者との議論を展開している。 前編では、データセンターにあるリソースの管理が、メインフレーム時代とは異な