一時はモバイルゲームの会社という印象が強かったディー・エヌ・エー(DeNA)だが、ここ数年は遺伝子検査や自動運転、さらにはAIなど、ゲームとのシナジーにこだわらない幅広い事業領域に次々と参入している。 そんな同社を率いる代表取締役社長の守安功氏とはどのような人物なのか。最先端の領域に挑み続ける「事業」、全社員向けの行動規範“DeNA Quality”を推進する「組織」、そして多趣味な「日常」について深堀りすることで、同氏の素顔に迫った。(全3回)。 第1回は「事業」について。なぜ、ゲームを主力事業としている同社は、あえて知見のない自動運転やAI事業に本格参入したのだろうか。 「Pokemon GO」を生み出したかった ――DeNAはここ数年、ゲーム以外の領域に次々と参入しています。その理由を教えてください。 もともと会社が大きくなったきっかけが、「怪盗ロワイヤル」というモバイルゲームのヒッ
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