米Oracleは7月17日、データベースなどの製品を対象とする定例セキュリティアップデートを予告通りに公開した。 同社によると、今回のクリティカルパッチアップデート(CPU)では計87件の脆弱性に対処した。影響を受けるのは、Database、Fusion Middleware、Enterprise Manager、E-Business Suite、Supply Chain、PeopleSoft、Siebel、Health Sciences Products Suite、Sun Product Suite、MySQL Serverの各製品。 中でもFusion Middlewareには22件の脆弱性が存在し、JRockitにおけるJava Runtime Environmentの脆弱性は、危険度が共通指標のCVSS 2.0ベーススコアで最大値の「10.0」となっている。この脆弱性の修正パッチ