気温は売り上げを左右する大きな要因のひとつだ。実際の気温に加え、主観的な「体感温度」を取り入れれば、より精度の高い売り上げ予測が可能になるはず――。経産省がソーシャルメディアの投稿から「体感温度」を導き、飲料や食品の需要を予測するシステムの本格運用に乗り出した。 経済産業省は、人工知能(AI)を用いて来店者数を予測するシステムを、2017年度に実用化する。Twitterなどソーシャルメディアに投稿された文章から、実際の気温によらない体感的な「暑さ」「寒さ」を分析し、飲料や食品などの需要を予測する。