ディー・エヌ・エー(DeNA)は7月14日、人工知能(AI)関連の国内ベンチャー・Preferred Networks(PFN)と合弁会社「PFDeNA」を設立したと発表した。出資比率は50:50。ディープラーニングや機械学習などのAI技術を、DeNAのゲーム事業や交通サービスなどに活用する狙い。DeNAの守安功社長は「AIによって、どんな分野も2~3年で天地がひっくり返る可能性がある。その未来に賭けたい」と話す。 2014年設立のPFNは、これまでもトヨタ自動車などと協業し、自動車や産業用ロボット向けに機械学習を活用したサービスを提供してきた。新会社では、PFNのこうしたノウハウを、DeNAのゲームやヘルスケア事業、交通サービスなどに生かす。「DeNAはサービス提供、PFNは研究開発を担当する。新会社は両社の意思決定の場と考えている」(守安社長)。
![DeNA、人工知能活用の新会社 交通サービスなどに応用へ 守安社長「2~3年で天地がひっくり返る」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3fa24c46fbd3c459d0628d6d37c51dfc74038a84/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1607%2F14%2Fl_kf_dena_02.jpg)