2015年の国勢調査のうち、人口動向の速報で国勢調査として初めて人口減が確認される中、東京圏への一極集中の傾向がより明白になったようです。東京圏の人口は3613万人で5年で51万人増えたそうです。また、大阪の場合、府としては0.3%減ですが、大阪市は0.1%増という結果をみると、なるほど「人は人口集積地により集積する」ことを裏付けているようです。 何十年も前、なぜ東京に行くのか、という記事があり、多くの人はそこに「モノがある」と答えていた記憶があります。今、モノは日本中どこでも同じものが簡単にゲットできる時代ですので一極集中はモノからサービスやマインドに移ったかもしれません。 私が住むバンクーバーは世界有数の住みやすい街としてよく知られています。マーサー(Mercer)のアニュアル調査では2016年度は世界で5位、北米では唯一のトップ10入りです。アメリカでトップのサンフランシスコは28位