2011年02月18日15:00 金融、製造の2分野が業績に影響!国内ITサービス市場調査 カテゴリITビジネス 国内クライアントPC市場実績値や国内製品別IT市場予測などを調査してきたIDC Japanが、国内ITサービス市場でのベンダー売上を産業分野別に調査し、ベンダーの競合状況についてまとめた。 金融、製造の2分野での業績がITサービス全体の業績に大きく影響していることが見えてきた。 調査は、「金融」「製造」「流通」「通信/メディア」「政府/公共」「その他」の6分類で行っている。2010年3月期でITサービス売上のトップ5ベンダーである富士通、NEC、NTTデータ、日立製作所、IBMがすべての産業分野でトップ10に入る高いプレゼンスを持ち、3つの産業分野ではトップ5を占める結果となっている。 その中でも、2010年3月期は2008年秋以降の景気後退局面の影響をもっとも強く受けた1年だ