タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

現代政治に関するkazu_levis501のブックマーク (14)

  • 囁かれ出した「Korea's Brexit」説

    ドナルド・トランプ米大統領と文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領による初の首脳会談が6月30日に行われました。米国内ではどう評価されていますか。 高濱:なんともぎこちない会談でした。共同声明はなんと、会談が終了して7時間20分たってから発表(韓国政府は「米側の行政手続きのために遅れた」と説明)。共同記者会見は開いたものの、双方が一方的に自分の感想を述べるだけで、記者団からの質問はいっさい受け付けませんでした。 実は文大統領がワシントンに到着した直後、トランプ大統領がテレビの女性キャスターを侮辱するつぶやきをツイッターで流し、それでなくとも険悪な関係が続いてきたメディアとの全面戦争になってしまったのです。 米国の一般市民にとってはそちらの方が大ニュースで、米韓首脳会談どころではなくなってしまったのです(もともと米一般市民は米国と韓国の外交にはほとんど関心がありませんけど)。 それはともかくとし

    囁かれ出した「Korea's Brexit」説
  • トランプは「アジア回帰」踏襲、軍事色強める

    トランプは「アジア回帰」踏襲、軍事色強める
  • 軍人国防長官とビジネスマン国務長官

    国務長官に指名されたレックス・ティラーソン氏。エクソンモービル の会長兼CEOを務める(写真:ロイター/アフロ) トランプ次期大統領は国務長官に、米石油メジャー最大手エクソンモービル 会長兼CEO(経営最高責任者)のレックス・ティラーソン氏(64)を指名しました。 国務長官候補にはミット・ロムニー前共和党大統領候補はじめ数人の名前が取りざたされていました。最後の最後でティラーソン氏に決まった背景はなんでしょう。 高濱:米政界も驚きを持って受け止めています。米国史上、ビジネスマンが国務長官に指名されたのはこれが初めてです。ロナルド・レーガン政権のジョージ・シュルツ国務長官(当時)は直前まで、米べクテルの重役を8年間務めていました。しかしシュルツ氏は、元々シカゴ大学の教授。その後、行政管理局長官、財務長官を歴任して国務長官になっています。ティラーソン氏のようなビジネス畑一筋ではありませんでした

    軍人国防長官とビジネスマン国務長官
  • トランプ政権、沖縄含む海外基地800か所総点検

    改革者か、解体屋か。いよいよ、ドナルド・トランプ氏が第45代大統領に就任することが決まりました。 高濱:まさに「海図なき航海」の始まりです。 トランプ氏は当選から6日目、ホワイトハウスの要となる首席補佐官にラインス・プリーバス氏を起用しました。共和党全国委員長を務める若干44歳の人物です。 当初、首席補佐官の有力候補と目されたスティーブン・バノン氏(62)は首席戦略官・上級顧問に落ち着きました。同氏は保守系「ブライトバート・ニュース」(Breitbart News)の経営責任者。選挙中には親トランプ報道を流し続けました。トランプ氏とは肝胆相照らす仲と言われています。 ハーバード経営大学院卒の切れ者です。いつも長髪にノーネクタイで、一見したところ左翼活動家に見えるのですが、筋金入りの保守主義者。新興右翼「アルタ・ライト」*の有力メンバーの一人でもあります。このため、この人事を一部メディアは「

    トランプ政権、沖縄含む海外基地800か所総点検
  • 次期大統領を生んだ「トランピズム」の正体

    命とみられたヒラリー・クリントン民主党大統領候補が、大方の予想に反して敗れてしまいました。相手は政治の門外漢、ドナルド・トランプ共和党候補。この「トランプ現象」「トランピズム」は何なのでしょうか。 高濱:米国の識者の間でも「トランピズム」の定義づけをめぐって意見が分かれています。一過性のポピュリズム(大衆迎合主義)だとか、いやもっと根の深い社会現象だ、とか。 ただ、識者の間では一つの共通認識があります。 トランプ氏は、当初、貧富の格差や移民流入に対する、一部の白人労働者層の怒りや不満を煽ることで、反体制一やりの選挙戦を続けていました。ところが選挙戦が進む中で、その怒りや不満は白人一般大衆へと裾野を広げ、ある種の「世直し運動」になってしまいましたという認識です。 トランプ氏自身、「これは選挙キャンペーンじゃない。ムーブメント(運動)だ」とまで言い切っていました。「保守対リベラル」といった

    次期大統領を生んだ「トランピズム」の正体
  • 米民主党は上院奪還へ、下院でも大躍進の兆し

    共和党議会のトップ、ポール・ライアン下院議長がトランプ大統領候補を見限って、同時に行われる上下両院選で議席を死守することに集中していますね。上下両院の議席について現在の予想はどうなっていますか。 高濱:ライアン氏の危機感は大変なものです。大統領選は最終段階で米民主党のヒラリー・クリントン候補が米共和党のトランプ氏に大きく水をあけています。クリントン氏が勝利する確率を93%と予測する調査機関まで出ています。 ("Who will win the presidency?" 2016 Election Forecast, FiveThirtyEight, 10/24/2016) 「女性蔑視発言」から露骨な人種差別発言まで様々な暴言が積もり積もって、「大統領としての資格なし」といった「査定」が下されたようです。こうした見方は民主党支持者や無党派層ばかりでなく、共和党支持者の一部にも浸透しています。

    米民主党は上院奪還へ、下院でも大躍進の兆し
  • ケーン副大統領候補が堂々のデビュー

    ティム・ケーン民主党副大統領候補(上院議員、前バージニア州知事=58歳)とマイク・ペンス共和党副大統領候補(インディアナ州知事=57歳)のテレビ討論会が9月4日に行われました。副大統領候補同士による討論会はこれまで、「黒子役の代理戦争」といった感じで、あまり注目されませんでした。しかし、今回はちょっと様子が違ったようですね。 高濱:理由は三つあります。 一つは、民主、共和両党大統領候補二人が高齢であること。とくに民主党候補のヒラリー・クリントン氏(前国務長官=68歳)は健康問題を抱えています。9月11日に倒れて以来、脳血栓症との説が広まっています。クリントン氏が大統領になったとしてもいつ病気が再発するかわかりません。そうなると、ケーン氏が大統領に昇格することになります。 4日の討論会でも、モデレーターは最初に、両副大統領候補に「ご自身に大統領になる素質があると思うか」という質問をぶつけまし

    ケーン副大統領候補が堂々のデビュー
  • 討論されなかったヒラリー健康問題の深刻度

    ヒラリー・クリントン民主党大統領候補(68)とドナルド・トランプ共和党大統領候補(70)が初のテレビ討論会に臨みました。 高濱 討論会に対する関心はいやがうえにも高まりました。直前に、大きな事件がいくつも起きたからです。クリントン氏の健康問題が浮上。9月18日には、ニューヨークのど真ん中で爆発事件が起きました。さらに、ノースカロライナ州シャーロットでは20日に暴動事件が発生しています。 討論会を視聴した人の数は全世界で約1億人に達したようです。米国では投票登録を済ませている有権者の75%、約950万人が討論会の実況中継を見たと推定されています。 "Trump-Clinton debate expected to shatter records,"Joe Concha, The Hill, 9/20/2016 ところが、クリントン氏の健康問題は一切議論されませんでした。この理由については後で

    討論されなかったヒラリー健康問題の深刻度
  • トランプ氏、人格障害説から突然辞退説まで浮上

    トランプ氏、人格障害説から突然辞退説まで浮上
  • 米大統領選に影を落とす人種差別と暴力の連鎖

    米大統領選に影を落とす人種差別と暴力の連鎖
  • フロリダ銃乱射、トランプに逆風の意外

    米南部フロリダ州オーランドでまたまた銃乱射事件が発生しました。場所は未明の同性愛者専用のナイトクラブ。容疑者も含め49人が死亡し、53人が負傷しました。 南部というと、未だに人種差別が強く、白人主導の保守主義的なところがあるといった先入観があります。その南部でイスラム教過激派に感化されたアジア系米市民が性的マイノリティを大量虐殺した。日人にはどうも理解できない面が多くあります…。 高濱:米国で銃の乱射事件は日常茶飯事ですが、今回の事件は犠牲者の数で米史上で最悪となりました。6月16日にはバラク・オバマ大統領自らがオーランドを訪れ、犠牲になった人たちの冥福を祈りました。 確かに、南部というと保守的な土壌を連想しがちです。しかしオーランドは「ディズニー・ワールド」「ユニバーサル・オーランド」「シーワールド・オーランド」が点在する「世界一のテーマパーク都市」です。観光で来られた方も多いことでし

    フロリダ銃乱射、トランプに逆風の意外
  • それでもサンダース氏が降りない理由

    高濱:これで2月1日にアイオワ州から始まった予備選は、6月14日に行われるワシントン特別区を残すのみとなりました。長い長い闘いでした。 史上初の女性大統領が誕生するのか、それとも政治歴ゼロのビジネスマンが第45代大統領になるのか――どちらが大統領になっても前代未聞の米大統領が誕生することになります。 史上最も好感度の低い候補者同士が対決 もう一つ、クリントン、トランプ両候補ともに米国民からものすごく嫌われている点が気になるところです。5月中旬に実施された世論調査によると、クリントン氏の「非好感度」(unlikeability)は61%、トランプ氏は56%でした。 なぜそれほど嫌われているのか。 政策ではなく性格や態度が対象になっているようです。クリントン氏は「傲慢さ」「お高い」、トランプ氏は「人を見下した態度」「品のなさ」といった項目が上がっています。 もっとも、「非好感度」が高いからとい

    それでもサンダース氏が降りない理由
  • 大衆が抱く日米同盟への認識、トランプが露わに

    大衆が抱く日米同盟への認識、トランプが露わに
  • 「トランプ支持は低所得層の白人だけではない」

    「ストップ・ザ・トランプ」成功せず まず、注目の共和党サイドから見ます。 いわゆる共和党エスタブリッシュメント(保守流体制派)はトランプ氏やクルーズ氏を早い段階で排除し、自分たちにとって好ましい候補を指名しようと狙っています。「ストップ・ザ・トランプ」「ストップ・ザ・アウトサイダー」作戦です。 エスタブリッシュメントが推しているのは、アイオワ州で3位につけたマルコ・ルビオ上院議員、さらに「保守穏健派トリオ」のうちの誰かです。トリオとは、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事、クリス・クリスティ・ニュージャージー州知事らです。 ニューハンプシャー州予備選はこの4人によるサバイバル・ゲームでした。2位につけたケーシック氏が一歩先んじた感じですが、決着がついたわけではありません。ブッシュ氏がルビオ氏を抜いて4位に入ったのを「命ブッシュいよいよ浮上」と見るべきかど

    「トランプ支持は低所得層の白人だけではない」
  • 1