GE Digital WurldtechのTom Le氏によれば、産業用のモノのインターネット(IIoT)で適切に安全性を確保するには、ITとOT(運用技術:Operational Technology)を組み合わせたアプローチが重要だという。Le氏は、サンフランシスコで開催された「Structure Security 2016」カンファレンスで、産業用IoTが直面しているさまざまな課題について語った。 一般のIoTと産業用IoTの最大の違いは、産業用IoTへの攻撃が成功してしまった場合、物理的な悪影響が発生する可能性があることだ。従来のIoTに対する攻撃では、危険に晒されていたのはデータやプライバシーだったが、Le氏によれば、産業用IoTに対する攻撃は、ともすれば人間の安全に対するリスクや、環境に対するダメージ、大規模なシステム障害などを引き起こす可能性がある。 Le氏は、デバイスがどれ
![産業用IoTに潜むリスク、求められるセキュリティとは--GE傘下Wurldtechの幹部が語る](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1f330514c3edbb3e029fa3d61980c0016d9b37f1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.zdnet.com%2Fstorage%2F2016%2F10%2F06%2F9ab975cc614fe280aaa766e6825a8acc%2Fit_ot_factory_640x480.jpg)