いま、生活者、消費者との「距離を縮める」ために必要なのは「広告」ではなく「コンテンツ」である。 次世代コミュニケーションの潮流を掴め! 『視聴質』とは何か 『CMを科学する』のなかで最も大きなテーマとしているのが『視聴質』。 従来も旧広告主協会が「テレビの視聴質」を測定してほしいとのメッセージを業界に投げかけたこともある。ただ『視聴質』の定義も、その測定方法も確立しなかった。 ベムは今回の本で『視聴質』を下記のように定義している。 ① ビューアビリティ(テレビが点いていて状態で、テレビの視聴可能範囲に視聴者がいる度合い) ② アテンション(テレビ視聴可能範囲に視聴者がいて、テレビ画面を注視している度合い) ③ コ・ビューイング(誰と誰で観ているか) ④ 表情反応(画面注視時にどんな表情をしているか) 本にも登場するティーヴィジョンインサイツ社の測定技術では、上記の4つをデジタル データ化し