サムスンは米国時間11月6日、次期スマートフォン「Galaxy S8」で人工知能(AI)に基づくデジタルアシスタントサービスを提供するつもりだと述べたという。Reutersが報じた。 サムスンは10月、「Viv」の開発元であるAI新興企業を買収すると発表していた。Vivは、ユーザーの日々の作業を一手に処理することを目指す音声アシスタントだ。サムスンはこのプラットフォームを、同社の「Galaxy」シリーズのスマートフォンのほか、家電やウエアラブル機器にも搭載する計画だとReutersは報じている。 サムスンはデジタルアシスタントによって、過熱問題でリコールと製造中止に追い込まれた「Galaxy Note7」で急降下した企業イメージと業績の回復を図りたい考えだ。サムスンのモバイル部門は10月、営業利益が約96%減少したと報告していた。