ARは、スマホのカメラで周囲の風景を映すと、その風景にデジタル的な追加情報(ARオブジェクト)を付与して表示する表現方法です。その中でも「画像認識型AR」は、緯度経度ではなくスマホのカメラに映った画像に対してデジタル的な追加情報(ARオブジェクト)を付与して表示します。Wikitude SDKを使用するとターゲット画像の解析とARオブジェクトの表示を簡単に実現できます。 ターゲットの作成 Wikitudeで画像認識型ARアプリをつくる場合、ターゲット(=アプリに認識させる画像)の作成が重要な作業になります。 図1 ターゲットの作成方法 ターゲットの作成方法には次の3つがあります。画像を変換して作成したターゲットはアプリとともにデバイスに格納されるので、オフライン動作が可能になります。 表1 ターゲットの作成方法 ツール名 説明