米司法省は、さらに12の事件に関係する「iPhone」からAppleにデータを取り出させるための裁判所命令を求めている。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間2月23日、新たに公開された裁判所文書で明らかになったと報じた。 米裁判所で23日に公開されたAppleからの書簡によると、これらのiPhoneは、カリフォルニア州サンバーナーディーノで起きた銃乱射事件とは別事件の証拠品だが、検察は、同事件と同様に「全令状法」(All Writs Act)を利用することで、同社に対し、端末内に保存されている情報を取り出すことに協力するよう求めているという。 この書簡は、Appleの弁護士から連邦判事に送付されたもので、これらiPhoneが関係する事件の場所を記載している。それらの場所は、イリノイ州で4件、ニューヨーク州で3件、カリフォルニア州で2件、オハイオ州で2件、マサチ