Dellは米国時間2月4日、PCの起動時点でシステムに常駐するマルウェアや脅威からコンピュータシステムを守るための、クラウドを活用したソフトウェアスイート「Dell Data Protection | Endpoint Security Suite Enterprise」を発表した。 この新たなセキュリティスイートには、起動直後のBIOS検証機能が含まれているため同社は、電源投入後の起動プロセス時点でPCがマルウェアに感染していないことを確認できるようになるとしている。 デルのセキュリティソリューションは、サイバーセキュリティ企業Cylanceの技術を採用している。人工知能(AI)や機械学習を応用し、プロアクティブにAPT攻撃を防ぐ技術だ。 BIOSの検証はクラウド環境を用い、PCの起動プロセス中にファームウェアのイメージと、DellのBIOS研究部門が保持している基準となるBIOS情報を
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