サンフランシスコで米国時間10月4~7日に開催された、Salesforce主催の大型カンファレンス「Dreamforce」で、あるパートナー企業の役員は「このカンファレンスが(夢を意味するdreamという言葉を使って)Dreamforceと名付けられているのには、それなりの理由がある。Salesforceは確かにマーケティングには長けているが、このAIがいつ現実に使えるようになるかは誰にも分からない」と皮肉を飛ばした。 Dreamforceで発表された機能が実現するには時間がかかることが多いため、懐疑論が出るのも当然ではあるが、Einsteinの「人工知能」(AI)サービスの一部はすでに利用可能になっている。提供されている機能のほとんどは、Salesforceが過去1年から18カ月間で行ってきた、AI関連の企業買収で獲得したものだ。Salesforceによれば、「Marketing Clo