プラットフォームをマルウェアの「媒介」に利用して、知らないうちにマルウェアを他のプラットフォームに拡散させようとする手口が浮上している。 セキュリティ企業のPalo Alto Networksは3月1日、Google Playで配信されていたAndroidアプリ132本に隠しiFrameが仕込まれ、不正なドメインにリンクされているのが見つかったと伝えた。問題のアプリは既にGoogle Playから削除されているという。 Palo Altoによると、感染していたのは料理や手芸、ガーデニングなどのデザインアプリで、Android WebViewを使って静的なHTMLページを表示するという共通点があった。このページを詳しく調べたところ、HTMLコードの中にiFrameが隠されていて、悪質なドメインにリンクされていることが判明。同社が調査した時点でこのドメインは既にダウンしていたという。 感染アプ