「同じ『はい』という言葉でも、抑揚などによって感情や意味が異なる」――そんな点に着目した自然応答技術「HEARTalk」をヤマハが開発した。同じ「はい」という発音でも、声の強弱、長短、高低、間、抑揚などをシーンに合わせて調整し、機械やロボット独特の「不自然さ」を減らして「心」を感じられるようにしているという。 HEARTalkは人間の問い掛ける声に対し、「うん」「はい」と相づちを打つだけ。その際、人間の韻律をリアルタイムに解析し、応答に適した自然な相づちを返してくれる。 関連記事 「VOCALOIDで自動作曲」ボカロネット、9月で終了 歌詞を入力するだけでお手軽自動作曲できるボカロネットサービスが開始から2年で終了する。 AIピアニストと人が“共演” ヤマハ「人工知能演奏システム」コンサート、5月開演 ヤマハの「人工知能演奏システム」を活用し、故・リヒテルの演奏を再現するAIと人間が共演す