地上約400キロに浮かぶ、人類史上最大の宇宙施設「国際宇宙ステーション」(ISS)。約100×73メートルとサッカー場ほどの大きさがある約420トンの建物が、地球の周囲を1周90分かけて回っています。日本の実験棟「きぼう」の名前を聞く機会もちらほらありますが、中では一体どんな実験が行われているのでしょうか。 ISS計画は欧米やロシア、カナダなど、日本を含む15カ国で構成されています。日本初の有人実験施設である実験棟「きぼう」は、ISSの中でも最大の実験モジュール。天体観測や地球観測を行う「船外実験プラットフォーム」と、長さ11.2メートル・直径4.4メートルの船内実験室に分かれています。船内実験室の内部には、ロッカールームのように、さまざまな用途に合わせた実験ラックが設置されています。 きぼうでは宇宙観測だけでなく、医学や生物学、物理学に関わる実験も日々行われています。なぜわざわざ宇宙で―
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月25日、宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)が、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを完了したと発表した。 24日午後7時29分(日本時間)、ISSに滞在中の油井亀美也(ゆい・きみや)宇宙飛行士が操作するロボットアームがこうのとりのキャプチャに成功。地上の米航空宇宙局(NASA)の管制室では、若田光一宇宙飛行士が通信リーダーを務めた。25日午前2時28分、補給キャリア与圧部の起動が完了し、ISSとの結合を終えた。 こうのとりのキャプチャに成功した後、油井さんはTwitterに、「皆さん。こうのとり、無事に届きましたよ!人生の中で最も日の丸を誇らしく思った日です!」と投稿。若田さんは「今日のキャプコムのシフトを終えてヒューストンのISS運用管制室から出てきました。こうのとり5号機の運用を支える素晴らしいチームの皆さんと一緒に仕事
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