豚の腸で作ったカプセル状のロボット。乾燥状態では、折り紙の構造を利用して折りたたまれているが、水分を吸収することで展開。磁場の変化に応じて方向を変えながら、胃の中を動き回る。誤飲した電池に近づくと、内蔵する永久磁石でくっ付け、安全に回収できるという。同研究チームは、胃の模型を使い、電池を取り除く実験の動画を公開している。 関連記事 細胞に機能追加するプログラミング言語、MITが開発 DNA回路を設計し、大腸菌に新しい働きを追加できる“細胞用プログラミング言語”を、米マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発した。 痛みのない「針なし注射器」の開発に成功 皮膚に押し当てるだけ 芝浦工大 針を使わずに気泡の圧力で試薬や遺伝子を体内に届けられる「針なし注射器」の開発に、芝浦工業大学が成功した。 マウスを全身丸ごと透明化 理研・東大チームが成功 マウスの全身を丸ごと透明化し、臓器や全身の3Dイメージ