Jon Callas氏は暗号作成者とセキュリティ専門家の顔を持ち、広く利用されたメール暗号化ソフトウェア「Pretty Good Privacy(PGP)」を所有していたPGP Corporationを共同で創設した人物だが、現在Appleで働いている。ただし、これが初めてではない。 Callas氏がAppleに籍を置くのは今回が3度目となる。同氏はまず1990年代に同社で働き、その後2009~2011年の在籍時には、「Mac」向けにフルディスク暗号化を開発して、米政府による「iPhone」の認可に道を開いた。 Reutersがこのニュースを最初に報じた。 米CNETはCallas氏の新たな役割についてAppleにメールで問い合わせたが、現時点で回答はない。Callas氏にも別途メールを送ったが、これにも回答はない。 「LinkedIn」のプロフィールによると、Callas氏の職歴は201