VMwareが4月13日に発表した「Cloud Foundry」は、JavaやRubyといった開発言語、MySQLやMogoDBといったデータベースを採用し、クラウド上でPaaS(Platform as a Service)を実現するためのソフトウェアです。 これまでグーグルのGoogle App Engine、セールスフォース・ドットコムのForce.com、マイクロソフトのWindows Azureなどが提供してきたPaaSは、独自の開発言語や独自のデータベースを利用したものでした。これらのPaaSではアプリケーションやデータを他のクラウドへ移動することが難しいため、ロックインされてしまうという課題を抱えていました。 Cloud Foundryはこれを解決する「Open PaaS」というVMwareの戦略に沿ったものです。 Cloud Foundry自体もオープンソースとして提供され、