Appleの年次開発者会議Worldwide Developers Conference(WWDC)が米国太平洋時間6月8日の午前10時に、基調講演でスタートする。最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏が登壇する。 WWDCの公式アプリで明らかになったほか、報道各社宛てには5月27日に招待状が送付された。 Appleは6月8〜12日に、サンフランシスコのモスコーンセンターでWorldwide Developers Conference(WWDC)を開催する予定だ。 2時間に及ぶWWDC基調講演は、かつて新製品発表の場となることもあったが、最近では、ソフトウェアに的を絞った内容となっており、新しいモバイル端末の発表には別のイベントが設けられるようになっている。今回もその形式がとられる可能性が高く、モバイルOS「iOS」やコンピュータOS「Mac OS X」、そして30億ドルで買収したB
米Appleは6月8日(現地時間)から開催する年次開発者会議「WWDC15」の参加者に、会場への「セルフィースティック(自撮り棒)」の持ち込みを禁じた。14日に公開した年次開発者会議「WWDC15」の公式サイトの注意事項全般のページに「セルフィースティックやそれに類する一脚を(会場である)モスコーニセンターあるいはイェルバ・ブエナ・ガーデンズ内で使うことを禁じる」と明記されている。 自撮り棒とは、金属棒の先端にスマートフォンやデジタルカメラを取り付けて撮影するための棒で、主にフレーム内に自分を入れて撮影する目的で使われることからこの名称で呼ばれているが、高い位置から撮影が可能なので、例えば基調講演やデモのステージの撮影に使われて他の参加者の迷惑になりそうだ。 Appleはもともと、WWDCでの録音や録画、プロ用の(高機能の)カメラやビデオカメラによる写真撮影を禁じているが、iPhoneなど
Appleは毎年、「Worldwide Developers Conference(WWDC)」において、前年以降に登場した優れた同社プラットフォーム向けアプリを表彰する。 2014年の受賞アプリには、エッシャーを思い起こさせる華やかな「Monument Valley」や、世界中で話題になった、数字を動かして遊ぶ「Threes!」などのゲームなどが含まれていた。 教育分野にもスポットライトがあたり、天文学を学べる「Sky Guide」が受賞している。 また2014年は学生2チームが受賞している。1つ目がコロンビア大学ティーチャーズカレッジの大学院生Dana Pagarさん、Rachael Labrecqueさん、Kara Carpenterさんの開発した「Teachley」で、こちらも教育に目を向けたアプリ。そして2つ目がHalfpeeledとTwoBrosが開発した、美しいパノラマ写真を
米Appleが6月2日(現地時間)に開催した年次開発者会議「WWDC 2014」で発表した統計数字をまとめた。WWDC自体は今年で25周年になる。各項目末の()内の数字は、WWDC 2013で発表されたものだ。なお、市場シェアと満足度調査の数値は含めていない。 登録開発者数:900万人(600万人) OS Xのインストールベース:8000万台(7200万台) OS X Mavericksのインストールベース:4000万本(OS X Mountain Lionは2800万本だった) iPhoneの累計販売台数:5億台 iPadの累計販売台数:2億台 iPod touchの累計販売台数:1億台 総iOS端末の累計販売台数:8億台(6億台) 昨年初めてApple製品を購入したユーザー数:1億3000万人 App Storeに登録されているアプリ数:120万本以上 週当たりのApp Store平均
米Appleが6月2日(現地時間)に開催した年次開発者会議WWDCの基調講演で発表されたことをリストアップする。各項目についての詳細記事へのリンクは順次追加していく。 iOS 8向けの健康管理アプリ「Health」とスマートホームアプリ「HomeKit」が発表されたが、うわさされたiWatchを含む新ハードウェアや買収を完了したBeats Electronicsに関連する発表はなかった。Apple入りするBeatsのドクター・ドレも登壇せず、クレイグ・フェデリギ氏のデモの中で、チャットで声のみで出演した。 OS X Yosemite 正式版のリリースは今秋の予定で、現行OSの「OS X Mavericks」と同様に無料でダウンロードできる。デザインがiOSに近づき(フラットデザインの採用)、iOSとの連係もよりスムーズになる。 通知センターの改善(ウィジェットにあったものが通知センターでチ
Appleの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2014」が米国時間6月2日から開催される。ここでは、2013年のWWDCで発表された内容を振り返る。 2013年:OS刷新と新「Mac Pro」披露 2013年のWWDCについて事前に注目されていた製品としては「iOS 7」があった。iOS 7では、アイコンやアプリを皮革、紙、フェルトなどで表現したスキューモーフィックインターフェース要素が姿を消し、「フラット」なインターフェースが採用されることになった。「OS X」はこれまで、コードネームにネコ科の動物の名前が採用されていたが、これ以降はカリフォルニアの地名が採用されることになった。その第1弾として登場する「OS X Mavericks」については、ファインダーにタブを作成する機能や、項目にタグを付けて検索しやすくする機能などが紹介
Appleは米国時間6月2日、同社の年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)2014」を開催する。ここでは、その会場となるモスコーンセンターとはどういう場所なのかを紹介する。 モスコーンセンター(Moscone Center)は、カリフォルニア州サンフランシスコのダウンタウンに位置する会議および展示用施設で、サンフランシスコ市郡が所有し、SMGが管理している。SMGは1977年、ルイジアナ州ニューオーリンズにある競技施設ルイジアナ・スーパードーム(現メルセデス・ベンツ・スーパードーム)を管理するために創設されている。 モスコーンセンターは、モスコーンサウス、モスコーンノース、モスコーンウェストの3つの建物で構成されている。同施設のウェブサイトによると、3つの建物を合わせた広さは20エイカー(およそ8万平方メートル)で、展示スペースは74万平
Appleの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2014」が米国時間6月2日から開催される。ここでは、2012年のWWDCで発表された内容を振り返る。 2012年:「MacBook」に「Retina」搭載機が登場 2012年のWWDCでは、複数の「Mac」でハードウェアが改良されたことが明らかになったが、これより印象的だったのが新たなハイエンドの「MacBook Pro」だ。このモデルで大きな売りとされたのは、高いピクセル密度を誇る「Retina」ディスプレイの搭載である。また、光学ディスクドライブが廃止され、ハードドライブですらなくなっている。これにより、同マシンは「MacBook Air」により近くなった。Appleは、このマシンがノートブックの「次なる世代」であることを提示した。 その他の発表:高速化されたプロセッサとUSB
Appleの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2014」が米国時間6月2日から開催される。ここでは、2011年のWWDCで発表された内容を振り返る。 2011年:「iCloud」の年 2011年のWWDCでは、「MobileMe」を全面的に刷新した「iCloud」が発表された。iCloudは、MobileMeができたことの多くができる一方で無料だ。Steve Jobs氏はiCloudについて、複数のデバイスをつなぐ接着剤のようなもので、ユーザーが自身のモバイルデバイスのためにコンピュータを使ってしている作業の多くを引き受けると説明していた。 その他の発表:「OS X 10.7 Lion」の価格とリリース日、および「iOS 5」のプレビュー。 特集:WWDC 2014カウントダウン
Appleの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2014」が米国時間6月2日から開催される。ここでは、2010年のWWDCで発表された内容を振り返る。 2010年:流出した「iPhone 4」が正式に登場 「以前にこれを見たことがあるなら言ってほしい」。当時Appleの最高経営責任者(CEO)だったSteve Jobs氏は、「iPhone 4」発表の最中にこのような冗談を言った。2010年のWWDCが開催される2カ月も前に、ガジェット専門ブログのGizmodoがこのデバイスを入手し、写真や動画をインターネットに掲載した。Gizmodoによる入手は、後に犯罪捜査の対象へと発展するとともに、同デバイスのプロトタイプをバーに置き忘れたAppleのエンジニアにとっては非常に不面目なものとなった。 その後については周知の通りだ。iPhone
米Appleが6月2日にサンフランシスコで開発する年次開発者会議WWDCで、iPhoneを使うスマートホームサービスを発表すると、米Finantial Timesが5月26日(現地時間)、この件に詳しい筋の情報として伝えた。 Finantial Timesによると、このサービスにより、iPhoneを家の照明や家電製品のリモコンとして使えるようになるという。例えばこのサービスに登録したiPhoneを持ったユーザーが家に入ると自動的に家の照明が点灯する機能などがあるとしている。 Appleは既に幾つかの家電メーカーと同サービス対応製品について交渉中という。こうした製品には、同社がヘッドフォンやケーブルなどのサードパーティー製品に付与する「Made for iPhone」と同じような認証を与えることになる模様だ。 スマートホーム市場への参入には、韓国Samsung Electronicsや韓国L
Appleの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2014」が米国時間6月2日から開催される。ここでは、2009年のWWDCで発表された内容を振り返る。 2009年:「iPhone 3GS」登場と動画撮影機能 2009年のWWDCでは、多数のハードウェアやソフトウェアが発表されたが、最大の発表は「iPhone 3GS」だった。これはApple初の「S」モデルとなる。大きな売りとされたのは、プロセッサの高速化でようやく動画撮影が可能になったことだ。また、Appleは、「iOS 3.0」(当時は「iPhone OS」と呼ばれていた)も発表し、カット&ペーストをついに加えた。 その他の発表:新しい13インチ「MacBook Pro」、15インチおよび17インチモデルMacBook Proのアップグレード、「Safari 4」、および「OS
Appleが6月に開催される「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で、「iPhone」と「iPad」によって家庭の照明やセキュリティシステムといったコネクテッドアプライアンス(ネット接続家電)を制御可能とする、新しいスマートホームプラットフォームを発表する計画であると、Financial Timesが報じている。 米国時間6月2日にWWDCで発表される新しい「ソフトウェアプラットフォーム」は、「iOS」端末に組み込まれる見込みだと、同記事は匿名情報筋らの話として報じている。Appleの「Made for iPhone」プログラムと同様に、この新しいプラットフォームはサードパーティー端末メーカーに開放され、それらのメーカー製の端末がAppleのオートメーションシステム上で動作できるようにする予定だという。 同紙は、新しいソフトウェアプラットフォームのア
Appleの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2014」が米国時間6月2日から開催される。ここでは、2008年のWWDCで発表された内容を振り返る。 2008年:「iPhone」の3G対応 初代「iPhone」で最も酷評されていたのは、市場にある他のスマートフォンが3Gに対応しているなか、3G非対応ということだった。Appleは2008年のWWDCでiPhoneの3Gモデルを発表し、旧モデルだけでなく競合他社の一部モデルとも比較して、いかに速くなったかをいくつものデモで示した。 また、Appleは「MobileMe」も発表した。MobileMeは、Appleの同期およびウェブサブスクリプションサービスで、結果的に多くの問題に悩まされることとなり、同社にとって恥ずべき存在となった。Appleは2011年の「iCloud」発表後、Mo
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