流出した機密文書によって、米中央情報局(CIA)が長年にわたり、家庭やオフィス、公衆の無線ルータをハッキングし、秘密裏に監視していたことが明らかになった。 今回の文書は、WikiLeaksが公開している一連の機密文書の一部とされている。この文書から、Engineering Development GroupというCIAのエリートハッキング部門の活動が明らかになっている。 数十件のファイルの中には、CIAによるネットワークやコンピュータを標的としたハッキングを可能にする、複数のハッキングツールスイートの存在を示すユーザーおよびインストールガイド、マニュアル、「機密」と記されたマップやチャートがある。 そうしたツールの1つである「CherryBlossom」では、標的となるインターネット活動の監視、使用ブラウザのリダイレクト、電子メールアドレスや電話番号、ソフトウェアの脆弱性の監視などが可能だ
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