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Appleは、同社の「nano-SIM」技術をモバイル端末におけるSIMカードの新標準とするべく、欧州での承認獲得に向けて歩を進めているようだ。 FOSS PatentsのFlorian Mueller氏が「100%信頼できる情報筋」の話として伝えたところによると、Appleは先週、欧州電気通信標準化機構(ETSI)に書簡を送り、同社のnano-SIM技術がETSIから承認を得られた場合、その特許を他のモバイル端末メーカーに無償提供すると申し出たという。Appleの提案とは対照的に、モバイル分野では他の主要技術の多くが有償でのみ提供されている。 ただし、Appleは条件を付けているとMueller氏は述べている。それは、本来必要となるnano-SIM技術の使用料を免除する代わりに、モバイル端末メーカー各社がこの技術を業界標準として採用し、他の特許保有者が「相互主義に基づいて同じ条件を」受け
Appleは新たなSIMカード技術を提案し、他のすべての企業に対しこの仕様の受け入れを求めている。しかしこれは、できない相談だという話にもなりかねない。 「iPhone」を擁するAppleは2011年、新たな標準化をめざす「nano-SIM」と呼ばれる同社の技術を、欧州電気通信標準化機構(ETSI)に提出したと報じられた。この技術はmicroSIMの小型版だが、空きスペースを増やしてさらに多くの機能を盛り込めるようになっている。SIMカードはユーザーの電話番号に加え、移動体通信ネットワークにおける各携帯端末に固有のID番号を保持する。このカードを別の端末に挿入することにより、カード所有者のすべての情報を受け継ぐことが可能だ。 Appleは、多くの欧州通信事業者の同社技術への取り込みに成功しており、そのためETSIの承認を獲得するにはやや有利な立場にある。ただし同社は、Motorola Mo
SIMやICカードを手掛ける独Giesecke & Devrient(G&D)は11月11日(現地時間)、iPadやiPhone 4Sなどに採用されているmicroSIMより60%小さい「nano-SIM」を発表した。 現行のSIMには、標準的な25×15ミリのものと15×12のmicroSIMがあるが、nano-SIMは12×9ミリ。厚さも15%薄くしたという。 現在多数の携帯キャリアにテスト用のサンプルを提供している。欧州では2011年末に欧州電気通信標準化機構(ETSI)を通過する見込みで、2012年には同SIM搭載の端末が登場するとしている。 Giesecke & Devrientは1852年創業のミュンヘンに拠点を置くセキュリティソリューション企業。SIMカードの他にICカードや紙幣印刷システム、シングルサイオンソリューションなどを手掛ける。
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