「消えたツイート事件」とでも呼ぶべきか。ある政治家がTwitterを使って問題発言を投稿したとしよう。すると何ということか、世間が抗議し始めると、そのツイートは突如としてどこにも見つからなくなる。削除されてしまったのだ。 ただし今後は、Twitterと政府の透明性推進を求める2団体の合意により、これらのツイートをアーカイブしているウェブサイトにアクセスして、ツイートが公記録に含まれていることを再び確認できるようになる。Twitterが米国時間12月31日、合意について発表した。 「Politwoops」というこのサイトは2015年、Twitterがこうしたツイートの保存を可能にするコードへのアクセスを遮断したことで、利用できない状態となった。Twitterはこの時、「政治の透明性を高め、民生技術とオープンデータを利用して政府に有権者への説明責任を果たさせる」ことを支持すると述べていた。ただ