火器管制レーダー照射や「徴用工」訴訟などで日韓関係は最悪の状態になった。 慰安婦問題、旭日旗の排斥、竹島の不法占拠もある。日本人の対韓感情は冷め切った。レーダー照射をめぐる日韓防衛当局の協議では、韓国側は非公開の約束を破った上にでたらめな発表までした。防衛省・自衛隊をはじめ政府内にも「韓国疲れ」は広がっている。 今年は、3・1運動から100年にあたる。韓国の反日行為は収まらないだろう。 政府は今、韓国に2つの対応をとっている。第1に、反日行為の非を認め、政策を改めるよう働きかけている。第2に、韓国との安全保障協力は維持しようとしている。 岩屋毅防衛相はシャナハン米国防長官代行と会談し、日韓関係が悪化する中でも日米韓の安保協力による対北抑止力が必要との認識で一致した。河野(かわの)克俊統合幕僚長は会見で、レーダー照射を韓国は認めるべきだとしつつ、「日韓の防衛関係は北朝鮮情勢をにらむと非常に重