仙台市は25日、新型コロナウイルス感染症対策を追加した「避難所運営マニュアル」(別冊)の策定を踏まえ、市内の連合町内会長向けの説明会をスタートさせた。初日は宮城野区の市生涯学習支援センターで、青葉区内の27人を対象に開催したが、出席者は1人だけで周知に不安を残した。 市減災推進課の担当者が避難所の「3密」を避けるため、世帯ごとに区画を分けて間隔を2メートルずつ空けることや、体調不良の避難者は他の避難者と別の場所に誘導し、感染リスクを下げることなどを説明した。 指定避難所だけでなく、市民センターなどの補助避難所、住民が自主運営する集会所などの地区避難施設も活用し「分散避難」に取り組むことも強調。町内会や学校などでつくる避難所運営委員会で、具体的な対応を協議するよう求めた。 説明会は市内5区と宮城地区に分けて開く。市は今月上旬に全113人の会長に文書を送り、説明会を案内した。過去に開いた同様の
![初日の出席者たった1人 コロナ対策の避難所運営説明会 仙台市 | 河北新報オンラインニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/73be4f764005b02d334cb0cba9819c9d953b047e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.kahoku.co.jp%2Fimg%2Fnews%2F202006%2F20200626_005002ja.jpg)