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ブックマーク / kaikai00.hatenablog.com (110)

  • 教師を「育てる」ことを考えるべき - 今日行く審議会

    教育再生関連3法案 「指導力不足」根絶へ 「指導力不足」は根絶できない。指導力の不足しない教師は存在しないから。でも、教師は「成長する」。だからこそ10年後との講習ではなく、日常的に意図的に教師が成長できるようにすることをまず考えるべき。 指導力不足と認定された教師が現場復帰できる割合が低いのは、教師個々人の側に問題があるだけではなく、実施されている研修に問題があると考えるべき。その問題を指摘しないのは間違っている。 排除することを目的とし、そのための仕組みをいくら整備しても、教師が育たなければそんなものは意味が無い。 導入されようとしている免許更新制度は、教師を育てない。そういうものを導入して何になるというのだろうか。

    教師を「育てる」ことを考えるべき - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/06/21
    はっきりいって左翼教師排除のために作った制度だから。元々教師の指導力を高めようなんて思想背景がない法改正であった。
  • 「当てずっぽう」の教育改革 - 今日行く審議会

    クローズアップ2007:教育3法きょう成立 免許更新で戸惑う現場 教育関連3法案が今日にも成立する見通しだという。教育改革は常に「当てずっぽう」だ。駄目ならまた変えればいいという程度で何事も進んでいく。そして、改革してますよということさえアピールできればいいと考えられている。 「当てずっぽう」だから、現状をきちんと把握するなんて必要は無い。こうじゃないか。こうだ。というだけで改革してみる。そんなことを何度も繰り返している。 教育改革で必要なことは、理由をもっともらしく語ること。制度を変えること。そうして「何か変わる」と期待感を高めることができれば、中身がどうとかいうことは関係なく改革していける。 「当てずっぽう」の教育改革はこれからも繰り返される。それだけは従来と変わらない。

    「当てずっぽう」の教育改革 - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/06/20
    理由をもっともらしく語る。制度を変える。そして「何か変わる」と期待感を高める。中身がどうとかいうことは関係なく改革していける。「当てずっぽう」の改革はこれからも繰り返される。それだけは従来と変わらない
  • なぜバタバタと急ぐのか - 今日行く審議会

    教育関連3法案がバタバタと委員会採決され、きょうにも成立する見通しだ。なぜバタバタと強行採決をするのだろうか。教育法の改正にしてもこの3法案にしても、教育再生会議の提言にしても、なぜバタバタと急がなければいけないのだろうか。 教育は解決すべき問題が山積しているとしても、バタバタと急がなければならないものだろうか。今日成立するという教育3法案にしても、その法案の成立を急がなければ教育の抱える問題の解決が遅々として進まない、何も打つ手が無いという状況だろうか。 もう少し冷静になったほうが良いのではないか。すぐにでも手をつけなければいけない問題は何か。この問題の解決にはこういうことが必要だということを全く詰めないまま、法律や制度さえ変えれば、法律や制度が変わればまずはいいという程度でやっている。 短期的な見通しも中・長期の見通しもないまま、「法律を変えました。」「制度を変えました。」というだ

    なぜバタバタと急ぐのか - 今日行く審議会
  • 教育予算の問題 - 今日行く審議会

    先日、財政制度等審議会 財政制度分科会 財政構造改革部会で配布された資料のなかに文教予算の今後の課題というのがあって。例えば、その中に「教育予算の対GDP比について」というのがある。そこでは、教育予算の対GDP比議論の問題点として 日の公教育財政支出の対GDP比が諸外国より低いので問題との指摘は、以下の点で不適切な議論。 OECD調査では、日の学校教育に対する財政支出の対GDP比が低くなっているが、より詳細に見れば、 そもそも日は対GDP比で見た財政支出の規模が小さい。つまり、小さな政府である。 政府支出全体に占める教育支出の割合を見れば、日はヨーロッパ諸国並み 初等中等教育(小中高)における生徒一人当たりの額を比べるとG5中3位であり、OECD平均を上回る。 など、諸外国と比べ一概に低い水準とは言えない。 したがって、単にGDP比のみをもって教育予算を国際比較するのは不適切。 と

    教育予算の問題 - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/06/06
    教育予算にお金を回さないのは,私たち国民がそう認めてきたからであり,総理大臣以下,閣僚や政治家たちを通して,官僚にそうさせてきた。
  • そろそろこういうの止めにしませんか - 今日行く審議会

    朝の“和派”「学校楽しい」 早起き、睡眠適度 千葉大教授ら小5調査 生活リズムに好影響 「早起きの子どもは学校が好きで楽しい」 3都県調査 これは、「これをべれば健康になれますよ。」っていうのと同じ。そのうち、「専門家」「研究者」がいろんなところに出てきて、何でもかんでも朝や早起きと結び付けて語りだすよ。もう、既にそういう状況なのかもしれない。子どもたちの状況はこんなに悪いんだと嘆いて、「朝を摂りましょう。」「早起きしましょう。」って言えば、それだけで立派な「教育評論家」「教育研究家」「教育専門家」だ。 あと、こういう記事や話には小さな字で「これは体験者の感想です。効果には個人差があります。」ってのをつけなきゃいけない。そして、効果が無いよって言われたら、「それはきちんとあなたがやっていないから効果が出ないんだ」って逆切れするのも忘れずに。 こういう話に対してはまともに反論する気が

    そろそろこういうの止めにしませんか - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/06/06
    マスコミがカルト政治や擬似科学の触媒になる典型
  • 道徳教育について - 今日行く審議会

    『城丸章夫著作集 第1巻 現代日教育論』 第四章 集団教育論 第三節 道徳教育論 より引用。 昭和三〇年代にはいってから、「道徳教育」をやらなければいけないという声が、政治家・官僚・地方有力者の一部から強く出てきている。そしてその有力な理由は、「戦後の子どもは悪くなった。これは道徳教育をやらないからだ」という主張である。私は、しかし、こんな身勝手な主張はないと思う。 自分のことを書くのは恐縮であるが、私は戦後の混乱期に六年半ばかりの間、中学校長をしてきた。その私の校長就任の最初の日の仕事は、警察につかまっていた不良少年をもらい下げてくることであった。私はあの当時の混乱と困難とを、いまもなおまざまざと思い出すことができる。そのとき文部省は何をしていたか。直輸入型新教育の旗ふりをしていたにすぎない。それは、私たち現場の苦しみとは何の関係もないことであった。子どもも教師もみんな貧しく、一枚の画

    道徳教育について - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/05/31
    よくもまあ、日本の教師大衆を被告席に据えて、「道徳教育」が不十分だとか、やって来なかったとかと言えるのであるか。その人たちこそ、道徳教育を忘れていたのである。
  • 教育改革の改革を - 今日行く審議会

    第6回 免許更新制と教員受難のパラドクス 苅谷剛彦氏は、 根拠の薄い再生会議での議論と、それでもその主張を歓迎し、あと押ししている、教師バッシングという名の教育版ポピュリズムの嵐。この両者が、現実を見えなくさせている。免許更新制を、不適格教員の排除には直接使わないとした中教審の「知恵」も、既得権益の擁護としか見なされない。ここにも「ため」のなさが表れている。 と痛烈に批判している。苅谷氏がこの論文の中で、指摘している問題は国会の審議ではまともに議論されていない。それなのに、もう何時間も議論してきたからとか、公聴会も開いたじゃないかとか、改革しなければ何も進まないとか、全国学力テストの場合と同様に、期待感だとかムードに引きずられてきちんと議論しないまま、改革だけが進んでいく。 今進められている教育改革は、いわゆる「ゆとり教育」路線の教育改革と同じだ。「ゆとり教育」を否定するはずが、同じ過ちを

    教育改革の改革を - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/05/20
    同感。政府はバカすぎる。
  • 教育再生会議はバーチャルな世界で教育改革をやっている - 今日行く審議会

    教育再生会議:大学の「ギャップイヤー制度」提言へ 政府の教育再生会議は14日、5月にまとめる教育改革に関する第2次報告で、大学に合格した学生が半年程度学校に通わず、ボランティアや就業体験活動をすることを認める「ギャップイヤー制度」の導入を盛り込む方針を固めた。再生会議は道徳の教科化など、規範意識の醸成に重きを置いており、同制度もその一環と言える。 また、安倍晋三首相が提唱している、大学の入学時期を9月にずらし、その間ボランティア活動を行う新たな制度の実現に向けた足がかりにする狙いもある。 教育再生会議が5月に出すと言われている第2次報告に盛り込まれる提言の内容について連日報道されている。報道されている提言の内容を見ると、どれもこれも現実離れしたものばかりだ。なぜそう考えるか。その理由は、彼らの提言には「社会」が抜け落ちているからだ。 まず、ギャップイヤーの導入について。ギャップイヤーの導入

    教育再生会議はバーチャルな世界で教育改革をやっている - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/05/11
    教育制度が変われば社会も自動的に変わると勘違いしている。
  • ウェブで見つけた広田照幸氏の論文 - 今日行く審議会

    青少年の育成に関する有識者懇談会の第4回の会合で広田照幸氏が配布資料として出したものがあったのでリンクしておきます。 「『子どもはもういない』のか?」(創文2001.1-2記事より) 「現代の母親はダメになったのか−歴史からの考察」(助産婦雑誌Vol.54 No.9記事より) 「学校は家庭・地域と連携できるのか」(教育展望2001年4月号記事より)

    ウェブで見つけた広田照幸氏の論文 - 今日行く審議会
  • 見送りだそうです - 今日行く審議会

    「親学」、緊急アピール見送り=世論の批判に配慮??教育再生会議 政府の教育再生会議(野依良治座長)は10日、乳幼児のいる両親などが子育てを学ぶ「親学」について、緊急アピールを見送る方針を決めた。先月中旬の規範意識などに関する分科会で、アピールを出すことで一致、11日の合同分科会でまとめる予定になっていた。 提言案は、母乳による育児や、3世代同居による子育ての重要性などを訴える内容で、山谷えり子首相補佐官(教育再生担当)が主導して作成。しかし、政府が家庭生活の在り方にまで介入することに根強い批判があり、政府関係者も「内容がアピールになじまない。国民の理解も得られない」と指摘。安倍晋三首相らが見送りを最終判断した。 これも、あまりここでは取り上げなかった話。見送りになるという報道。今後、再浮上してやっぱり提言という可能性はあるけれど、見送りになってよかったんじゃないかなと思う。 こういう提言よ

    見送りだそうです - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/05/11
    なんか勘違いしてるんだよね
  • 投入する資源を削減し、成功させた教育改革ってあったかな - 今日行く審議会

    教育関連3法案:安倍首相、教員定数・予算増には慎重 安倍晋三首相は20日、教育関連3法案が実質審議入りした衆院教育再生特別委員会で、教員の定数減を定めた昨年の行政改革推進法について「安倍内閣でも行革を進めなければいけない。ボランティアの活用や教員の質の向上にまずは取り組む」と述べ、法改正を伴う定数増や教育予算の増額には慎重な姿勢を示した。 ボランティアという言葉はこういうとき、きつい仕事をタダでやらせるという意味で使われる。教員の質の向上という言葉は、たくさんの仕事を抱えすぎても文句を言わず黙々とこなす教員にすることを意味する。教育を支援するという視点は当然無い。 そういえば、投入する資源を削減し、それで成功した教育改革ってあったかな。

    投入する資源を削減し、成功させた教育改革ってあったかな - 今日行く審議会
  • あきれた批判 - 今日行く審議会

    自民党のホームページに、「あきれた教育現場の実態」というのがある。そこでは、日教組批判と、日教組から支持を受けている民主党批判が行われている。 あきれた実態として批判されているが、まともな批判にはなっていない。そして、こうした批判が教師に対する信頼感を失墜させるだけで、信頼感を取り戻すことにはならないことを自民党は自覚していない。 教育や教師に対して、こういう批判を行うことは、不信感を深め不安を煽り、互いを批判しあうだけで問題の解決にはつながらない。

    あきれた批判 - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/04/07
    やってることがせこい。政権与党らしくない。保守政党らしくない。悪者叩きは無責任政党やマスコミの仕事。教師を尊敬するような環境整備が保守の本分では?
  • 結局は何も見てないし、知ろうともしていないということ - 今日行く審議会

    怪しい朝御飯。 sava95さんのエントリー経由で読んだ。 以前、http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070318/1174229878で苅谷剛彦氏の次のような指摘を引用したことがある。 だが、いったい、何のための学力調査なのか。調査結果は、どのように分析され、どのような知見が導き出されているのか。それらは、教育政策や教育現場の改善にどのように生かされているのか。生かす仕組みについてどれだけ考慮されているのか。こうした点から振り返ってみても、疑問だらけの調査が少なくない。平均正答率を示すだけの調査結果の公表。それほど根拠もなくつくられたかにみえる「設定通過率」を基準に「おおむね良好」との公式見解を出す行政。子どもの意識や生活についての質問紙調査と同時に実施された学力調査も、単純なクロス表の分析や平均値の比較だけにもとづいて、例えば「朝をとらない子の正答率が低

    結局は何も見てないし、知ろうともしていないということ - 今日行く審議会
  • これもまた「美しい国」づくり井戸端会議 - 今日行く審議会

    井上八千代さんら委員に 政府の「美しい国づくり」企画会議 政府は2日、安倍晋三首相が掲げる「美しい国づくり」に向けたプロジェクトを検討する企画会議の発足と有識者メンバーを正式に発表した。日画家の平山郁夫さんらに加え、京都から京舞井上流五世家元の井上八千代さん、京都大大学院の中西輝政教授らが選ばれた。 塩崎恭久官房長官は2日の会見で人選について「各分野の第一線で活躍され、さまざまな価値観をもつ方に集まっていただいた」と説明。「地域や足元から日ならではの美しさを見つめ直し、日の未来に向けて新たな可能性を国民参加の形で議論していきたい」と述べた。 彼らにとって美しい国とはなんだろう。美しい国というのは一体何を意味する言葉なのだろうか。 教育再生会議にしても、この企画会議にしても、自分たちにとって気持ちのいいことを言ってくれるような人を集めて、都合のいいことを言ってもらいたいだけではないか。

    これもまた「美しい国」づくり井戸端会議 - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/04/03
    まあ各論になるととんでもない電波な意見が出てくるんだろうな。ネタを楽しみにして待つことにする。
  • 教育も責めるだけでは育たない - 今日行く審議会

    【主張】原発不正 責めるだけでは育たない 教育に対しては、「来の目的を忘れたかのようなバッシングの嵐」を起こしている張人であり、教育に対して「糾弾ばかりに終始して」いる産経新聞。原子力に対しては、冷静になれ、バッシングに終始するなと言う。 両者に対する態度の違いは何か。教育の崩壊ということを煽る、マスコミや政治家などに対して、なぜ、冷静になれ、批判だけでは教育は良くならないと呼びかけないのか。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070331-00000074-mai-polによれば、内閣府の調査で教育が悪くなっていると答えた人が多かったそうだ。教育に対する批判、糾弾が教育不信の背景にある。 教育育児には問題はあるし、誰でも不安を感じることはある。しかし、そういうときに必要なのは、批判や糾弾に終始したり、誰かが改善策を提示してくれるのをひたすら待ち

    教育も責めるだけでは育たない - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/04/02
    産経にまっとうな言論を期待する方が無駄。教育につてはまじめに教育を考えていない人たちが教育をネタに政治的にかき回し、議論を陳腐化させているきらいがある。
  • 子どもを馬鹿にするのもいい加減にすべき - 今日行く審議会

    漫画教科書:検定意見で半分削除 文科省「理解しがたい」 どこまで「あり」? 教科書の漫画多用 演歌が初登場、「2ちゃん」語も 高校教科書で試行錯誤 先日、http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070316/1173979079で楽しい授業論について書いた。それと同じような問題がある。 記事にあるような教科書は、子どもをあまりにも馬鹿にしている。子どもたちの理科や数学嫌いが深刻だという、子どもの意欲の低下が深刻だという。だから、このような教科書を作って子どもの興味を引くのだという。 これが「ゆとり教育」なのだと揶揄する意見もある。これだから子どもの学力が低下するのだという。 忘れられているのは、子どもが「育つ存在」であるということと、教師はその「育ちを支援する存在」であるということだ。 冒頭に上げたような教科書は、デューイの言う ある経験は、即時的には楽しいもので

    子どもを馬鹿にするのもいい加減にすべき - 今日行く審議会
  • 議論がまったく深まっていない - 今日行く審議会

    教育3法改正案:要綱提示 教委の私学関与は見送る方向 文部科学省は22日、教育関連3法改正案の要綱を与党に提示した。調整が難航していた私立学校への教育委員会の関与は、知事が必要と認めれば教委に助言や援助を求めるとの規定を新設。与党などから出ていた「私学の自主性を損なう」との懸念を受け、教委による私学への直接関与は見送る方向となった。 政府は地方教育行政法、学校教育法、教員免許法の改正案を30日に国会提出する。成立すれば教員免許更新制が09年度、それ以外の制度改正は08年度から実施される。 期限を切られているので、必要な議論が抜け落ちたまま法律案が作成されている。 まず、 調整が難航していた私立学校への教育委員会の関与は、知事が必要と認めれば教委に助言や援助を求めるとの規定を新設。与党などから出ていた「私学の自主性を損なう」との懸念を受け、教委による私学への直接関与は見送る方向となった。 と

    議論がまったく深まっていない - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/03/23
    結局、履修単位不足問題は国家介入の策略だった。地方教育委員会に中央完了が大量に出向していることを考えると、マッチポンプとも疑いたくなる。
  • もう少しきちんとした議論をすべき - 今日行く審議会

    「ゆとり教育」見直し、賛成8割=免許更新制導入求める〓時事世論調査 時事通信社が18日まとめた世論調査結果によると、学力低下の原因と指摘される「ゆとり教育」について、約8割が見直しを求めていることが明らかになった。また、終身有効の教員免許に関しても、更新制導入を求める意見が約8割に上った。教育現場への根強い不満が浮き彫りになった。 まず、調査内容について詳細なデータなどを見ていないので推測で書いてしまう部分もあるということを断っておきます。 最初に指摘しておきたい問題は、いわゆる「ゆとり教育」という言葉が、この調査においてどのような定義づけをされたのかということ。 一般的に使われる「ゆとり教育」という言葉にはこれという定義が存在しない。おそらくそんなことはないと思われるかもしれない。しかし、現実には定義は存在しない。 そのことが意味することは何か。それは、「ゆとり教育」という言葉が使われる

    もう少しきちんとした議論をすべき - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/03/19
     「ゆとり教育」について何の総括も行わずに、ゆとり教育の失敗をまた繰り返そうとしている。→まったくだ。では詰め込み教育復活がいいという問題ではないであろう。
  • 総合的な学習の時間に対するこのような批判の愚かさ - 今日行く審議会

    先日の楽しい授業論に関するエントリーを書かないといけないのだけど、どうしても書いておきたいことがあるのでまた後日。 まず、Googleで「総合学習 日教組」というキーワードで検索してみてください。その検索結果の中に「総合的な学習の時間(総合学習)は日教組の提唱したもので、それを文部科学省が取り入れてできたものだ」というようなことが書いてあり、総合的な学習の時間を批判しているものがある。今回書きたいのは、そういう批判が愚かなことであるということ。 国立教育政策研究所が、「諸外国の「総合的学習」に関する研究」というのを出している。それを読んでもらうと分かるが、諸外国でも日の総合的な学習の時間と同じようなものがカリキュラムに取り込まれている。特に台湾などは、日の総合的な学習の時間と非常によく似たものをカリキュラムに取り入れている。 また、現在行われている総合的な学習の時間と同じようなものは、

    総合的な学習の時間に対するこのような批判の愚かさ - 今日行く審議会
    kechack
    kechack 2007/03/14
    日教組のこれまでの方針に誤りが多く糾弾すべきことは多々あるが、今は何でも日教組のせいにして責任逃避している輩の貧寒な精神を糾弾するのが先決である。
  • 教員の管理と監視の強化をもくろむ人たち - 今日行く審議会

    中山元文科相、視学官の権限強化を 教委や学校抜き打ち調査も 政府が今国会に提出する教育改革関連3法案の焦点となっている教育委員会への国の関与強化について、自民党教育再生特命委員長の中山成彬元文部科学相は4日、熊県南阿蘇村で開かれた教育再生民間タウンミーティングにパネリストとして出席し、文部科学省の視学官の権限を強化すべきだとの見解を示した。 教育委員会への国の関与強化では、地方教育行政法改正案に「教委への是正勧告・指示権」が盛り込まれる方向だが、中山氏は具体策として「視学官にもっと機能を持たせ、教委や学校を抜き打ち調査できるようにすべきだ」と述べた。 視学官が、困難な問題を抱える学校に対して、外部から助言や指導を行うという来の仕事をやるなら、中山氏の言う抜き打ち調査など必要ない。中山氏は、視学官を教委や教員の監視・管理のために利用したいだけ。 日にもイギリスのようなOFSTED (教

    教員の管理と監視の強化をもくろむ人たち - 今日行く審議会