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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (187)

  • 医師に労基法はそぐわない だそうで - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    産経のコラム「断」、これは実に以て典型的な「センセイ商売は労働者に非ず」思考を露わに示しているので、全文引用の値打ちがあります。 http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080327/acd0803270325001-n1.htm >先日、ある新聞の1面に「救命医宿直7割『違法』」という記事が出た。救命救急センターの当直が労基法に違反しているとの内容である。医師の激務の実態を報じるのはいいが、そこに労基法など持ち出しては百害あって一利なしだ。 記事には、労基法上、残業などの時間外労働は原則、月45時間までとか、労基法に違反すると、労働基準監督署が改善指導し、従わない場合は書類送検することも、などとある。医療にそんな建前が通用するわけがないではないか。それとも、治療を求める患者を前に、医師が労基法をたてにして、病院に権利主張ができるとでもいうのか。

    医師に労基法はそぐわない だそうで - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kechack
    kechack 2008/04/01
  • 鎖国してえ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    餃子事件自体はブログで取り上げるべきネタではありませんが、これがこういう形で反中感情を喚起する要因になるのは、やはり、餃子がヒトのメタファーであるからでしょう。 それを極めてわかりやすい形で示してくれているのが、例によって剥き出しの音全開で下品なコラムを書いてくださる大月隆寛氏です。 http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080302/acd0803020341002-n1.htm >欄で「鎖国してえ」とごちてからちょうど1年たったんでもう1度。でも、もうひとりごとくらいにゃおさめてられないんで、はっきり声に出しておおっぴらに。 ああ、ほんとに心底、鎖国してえ。あの無駄にでかい国限定でいいから。 かの毒入り冷凍ギョーザ事件、ますます絶好の教材になってきています。われらがの現在の? それもありますが、何よりもいま、われらニッポンが直面して

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    kechack 2008/03/05
  • 民主が高校無償化案 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    読売の記事です。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080205-OYT1T00672.htm >民主党が今国会に提出を予定している高校の授業料無償化法案の骨子が5日、明らかになった。 高校、高等専門学校などに通う生徒の家庭に、国が示す授業料の標準額の範囲内で授業料を支給するのが柱。また、子供が私立に通う年収500万円以下の家庭には、標準額の2倍を支給する。同標準額は、今年度は全日制で年間11万8800円(毎月9900円)だった。同党は、関連予算は年間で約4324億円と試算している。 骨子によると、支給対象は、国公私立の高校、高等専門学校、専修学校に通う生徒の家庭などで、全日制は原則3年間。定時制や通信制は4年間まで支給する。事務費を含めて費用は全額、国が負担する。 こういう記事を見ると、すぐ脊髄反射的に、「てめえのガキの面倒くらいてめえでみ

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    kechack
    kechack 2008/02/06
    最近は「無料化」という言葉が入ると無条件に批判する人も多いので、この法案は必ずしも支持されないだろう。まあ支持されなくても必要な政策なら為されるべきだが。
  • 山口二郎氏の反省 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『情況』という新左翼っぽい雑誌があります。1/2月合併号が「特集:新自由主義」ということで、ハーヴェイの書評特集をしていたので買ったんですが、はじめの方に金子勝氏とか山口二郎氏のインタビューが載っていて、特に後者はかなり率直な「反省の弁」という感じになっていたので、紹介しておきます。 >90年代に改革を論じた多くの人が、「市場化を進めていったとき、市民化の足場が掘り崩される」ということを、あまり判っていなかった。今でこそワーキングプアとか格差とかいわれているけれど、当時の改革論議では、規制緩和を徹底したときに何が起こるかという心配をしている人なんて、ほとんどいなかった。その理由としては、「生活者の政治」という構えでものを考えるときに、実は「生活する一番の土台のところを崩される」ということについての警戒というか、予見というのが、できていなかったのだと思います。「生活者を基盤とした政治」と

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    kechack
    kechack 2008/01/25
    消費者主権の論理みたいなものを、脳天気に言いすぎた。→これは私も禿痛感。しかも未だに消費者利益至上主義に呪縛されている輩は多い。
  • 日本における新自由主義改革への合意調達 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    一昨年、後藤道夫氏の著書を紹介する形で、リベサヨがネオリベへの道を掃き清めたんだという話をしましたが、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_a90b.html(リベじゃないサヨクの戦後思想観) この後藤氏と極めて近い立場にいると思われるゴリゴリサヨクの渡辺治氏が、ハーヴェイの『新自由主義』の巻末付録で日の新自由主義について論じていて、やはり後藤氏と同様、戦後リベラルサヨクとは距離を置いていた正統派マルクス主義者であるだけに、(自分たちについてはともかく)リベラルサヨクの弱点については極めて的確に指摘しています。304ページ以下のところですが、 >イギリス、アメリカの新自由主義的合意にとっても、ハーヴェイが強調するように、「自由」の理念が決定的な役割を果たしたが、日の場合には、とりわけ反国家主義、反官僚主義、そして

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    kechack
    kechack 2008/01/21
    体制側の政治学者は、必ずしも政治改革賛成の論陣を張ったわけではなく、むしろ「左翼」的、「リベラル」な学者が、政治改革の論陣の先頭に立った。彼らが新自由主義運動に巻き込まれた…
  • 高校の授業料ぐらい・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日の話とつながるテーマですが、kechackさんの「Munchener Brucke」というブログで、 http://d.hatena.ne.jp/kechack/20071211/p1 >高校の授業料ぐらい自治体は支援すれば >給費の問題同様、ある程度生活に余裕があるのに出し渋っている親がいるのかも知れない。しかし当に出席停止になっても払わない親は払えない親か、子供の教育に無関心なダメ親のいずれかであろう。いずれの場合も、子供には何の罪もない。ただ単に貧困家庭の子女が学歴を得られず、更に貧困予備軍が再生産されるという事実他ならない。 最近は「弱者を甘やかすな!」「毅然たる態度を」的なネオリベ言説に拍手喝采を送るバカ野郎が多く、行政もそういう風潮を悪用して、給費の不払いや生活保護の不正受給など特異なケースをことさら強調して、「弱者に厳しく」的な世論を喚起して、自治体の社会保障支出削

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  • 中間層労働力の質の高さ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日の経済財政諮問会議について大田大臣の記者会見で、ある民間議員の発言として、こういう言葉が紹介されています。 http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2007/1203/interview.html >それから、別の民間議員から、日の強みの1つは中間層労働力の質の高さだったと。それが、バブルの崩壊などで、この中間層の弱体が生じているのではないかと。人に頼らずに自己責任、チャレンジ・スピリッツを持つために、この目指すべき改革の先に見える姿を明確にしていくことが必要だと。それが、総理の言われる「自立と共生」の日の姿ということになるだろうと。 最近「くれない症候群」というのが言われていると。何とかしてくれない、政府が何してくれないという「くれない症候群」ではなくて、自分の力で立ち、そして更に大企業や中小企業が共生していくような姿を描く必要があると。中間

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    kechack
    kechack 2007/12/04
    バブル崩壊でなく、企業と政府の新自由主義思想に基づく経営や政策によって中間層を崩壊させた。人災である!
  • 貧困をイデオロギー問題として捉えた日本の不幸 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ダイヤモンド誌のコラムですが、実にいいことを云っているので、紹介します。筆者は辻広雅文氏。 http://diamond.jp/series/tsujihiro/10004/ >人には、見たくないものは見えない。見ようと努力しなければ、見えてこない。 政府、というより私たち日人全員が、戦後の困窮期を抜け、高度経済成長を経て、豊かな社会実現した自負からか、もはや貧困はないものとしたのである。 もはや遠い日の昔か、アジア、アフリカなどの遠い地域にしか存在しないのだと思い込んだのである。 だが、それは見たくないものを見ないようにしただけのことだった。 >何より、共和党のブッシュ大統領であれ、労働党のブレア前首相であれ、先進諸国の指導者たちは、貧困は撲滅すべき対象だと明言する。 貧困は右も左もイデオロギーを超えて解決すべき問題だという認識が、国際常識なのである。 それが、日にはない。近年の歴

    貧困をイデオロギー問題として捉えた日本の不幸 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    kechack 2007/11/28
    左翼側は貧困問題よりも反戦平和とか人権侵害とかの方に熱中してきた一方で、左翼は嫌だなという側は、貧困問題なんか取り上げたら左翼と間違われるから、下手にそんなものには触りたくないと敬遠してきた。
  • 裸の女王様 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    って、変な想像してはいけませんよ。 産経新聞のコラムです。 【断 潮匡人】裸の女王様 http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/071125/acd0711250255001-n1.htm >11月12日放送の「1000人に聞く ハケンの音」は異色出色の「NHKスペシャル」だった。ただひとりの出演者を除いて…。 そのひとりとは奥谷禮子社長。「労働者派遣法の緩和が格差を」生んだと主張する加藤紘一著『強いリベラル』が糾弾した派遣会社代表にして「2回結婚していますが、子供は好きじゃないから作らなかった」と放言する経済同友会幹事である(『正論』9月号拙稿)。 結婚出産同様、職業でも「選択の自由」を追求する彼女は当夜も「自由にできる時間を作れるんですよ」等々、派遣の長所を強弁。ドラマ「ハケンの品格」の脚家・中園ミホさんが「いま私、ここの間に深くて大きい川

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    kechack 2007/11/27
    だいぶ前の「奥谷禮子氏の愉快な発言実録版」のアクセスがやたらに増えているんです
  • 徳育の教科化 現在“補習中” - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    産経に「教育再生会議vs中教審 綱引」と題して、標記のような記事が載っています。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000034-san-pol >学校での「徳育」の教科化をめぐって、政府の教育再生会議(野依良治座長)と文部科学相の諮問機関である中央教育審議会(中教審)が激しい綱引きを演じている。中教審が結論を先送りしているのに対し、6月に教科化を提言した再生会議側は来年1月予定の最終報告とりまとめに向け、教科化を一層強く打ち出して巻き返しをはかる構えだが、着地点は見えていない。 >肝心なのは徳育で何を教えるかだが、第2次報告は「ふるさと、日、世界の偉人伝や古典などを通じ、他者や自然を尊ぶこと、芸術・文化・スポーツ活動を通じた感動などに十分配慮したものが使用されるようにする」と指摘している。 私は、知育、体育と並んで、子供たちが学校

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    kechack 2007/11/20
    そもそも教室で「感動」なんか与えることができると思っているのか?
  • 朝日新聞版「構造改革ってなあに?」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今朝の朝日新聞の文化面に、 「江田三郎没後30年 社会民主主義を再評価の動き」 という記事が載っていました。ブログで昨年イナゴさんがたくさん寄ってきた「構造改革ってなあに?」と同じ様なテーマをわかりやすく説明していましたので、リンクを張っておきます。 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200711140055.html > 「構造改革」といえば小泉元首相。しかし半世紀前、新自由主義的な「構造改革」とは正反対の意味でこの言葉を唱えた政治家がいた。没後30年を迎えた社会党書記長・江田三郎(1907~77)。西欧で有力だった社会民主主義の政治を目指し、頓挫した。なぜ日で社会民主主義は育たなかったのか。格差拡大が言われる中、平等への思想として、改めて見つめ直す動きがある。 ・・・・・・ >今、日の思想・言論界では左派的な理念を語る際に、

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    kechack 2007/11/14
    構造改革は元々は社会主義用語
  • 集団カルト経済学 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    はてぶでこのブログの評判を見ていたら、右欄にAdd by google。 そこに「格差社会で日は勝つ」とかいうが出てくるのでクリックしてみたら、こんなサイトに飛ばされました。 http://www.irhpress.co.jp/detail/html/P0165.html ============================ 格差社会で日は勝つ 「社会主義の呪縛」を解く 鈴木真実哉 2007-03-30発行 ISBN9784-87688-571-8 定価 1,575円(税込) 「格差社会」は悪ではない。むしろ、今後、日が繁栄していくためには「努力が報われる社会」としての格差社会を肯定すべきだ―。 「金持ち=ズル」「大企業=悪」「地価上昇=バブル」という社会主義の呪縛から、日人を解き放ち、真の経済大国へと導く注目の書。 まえがき 1 第一章 格差社会は当に悪なのか 13 ──

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    kechack 2007/10/27
    カルトとネオリベの近似性。そういえばオウムが作った真理党の政策もバリバリのネオリベラリズムだったことを覚えている人はいるか?
  • “市場万能社会を超えて-福祉ガバナンスの宣言” - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    前にちらとご紹介しましたが、11月27日の午後に、連合総研の設立20周年記念シンポジウムが開催されます。 http://www.rengo-soken.or.jp/dio/no220/annai_symposium.pdf 連合総研設立20 周年記念シンポジウムのご案内 “市場万能社会を超えて-福祉ガバナンスの宣言” 連合のシンクタンクとして設立された財団法人・連合総合生活開発研究所は、この12 月1 日に設立20 周年を迎えます。これを記念して、“市場万能社会を超えて-福祉ガバナンスの宣言”をテ-マにシンポジウムを開催いたします。 グロ-バル化が強まるなかで、これからも市場原理に「身」を委ねていくのか、それとも人々の福祉の発展を重視し、市場と社会の新しい関係を築いていくのか、また、ケインズ的総需要拡大政策とも新古典派的財政収支均衡政策とも異なる政策路線を展開していくのか否か。私たちは今、

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    kechack 2007/10/08
  • 時津風親方の労働者性 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    まあ、私が無知なだけだったと云えばそうなのでしょうが、 >時津風親方解雇へ、相撲協会が力士急死で厳罰 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071002i401.htm?from=main4 という記事の見出しは新鮮でした。いや、もちろん、ビール瓶で頭をかち割り、兄弟子たちにお前らもやれといって金属バットでぼこぼこにぶん殴らせたというのですから、まあそれは当然なのでしょうが、「解雇」という文字が新鮮でした。時津風親方って労働者だったんですね。 云うまでもなく、解雇というのは雇用関係を解くことであって、解雇されるのは労働者に限られます。会社の取締役や財団法人の理事とかは委任関係ですから、クビは解雇じゃなくて解任というわけです。 もと朝潮の高砂親方やもと藤の川の伊勢の海親方は理事ですから労働者ではないのですが、その下の「委員」は労働者に該当すると云う

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    kechack 2007/10/02
    解雇というのは雇用関係を解くことであって、解雇されるのは労働者に限られる。会社の取締役や財団法人の理事とかは委任関係で、クビは解雇じゃなくて解任という。
  • バイク便ライダーは労働者! - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    阿部真大さんので有名になったバイク便ライダーですが、厚生労働省が原則として労働者に該当するという通達を出したそうです。 http://www.asahi.com/life/update/0928/TKY200709280320.html >バイク便会社と個人で請負契約を結んで働くバイク便ドライバーについて、厚生労働省は28日、一定の条件のもとに労働者と認める通達を全国の労働局に出した。バイク便ドライバーは労働者ではないとして労災保険が適用されない事例が相次いでいたが、労働者なら労働法令が適用され、労災保険や雇用保険の対象にもなる。厚労省はバイク便会社にも、条件を満たすドライバーに労災保険などを適用するよう指導していく。 >常に交通事故の危険にさらされるバイク便ドライバーが、仕事でけがをしても労災が出ないのは問題だとして、連合東京が厚労省に労働者かどうかの判断を求めていた。 >厚労省は、バ

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    kechack 2007/09/29
  • 日本経団連の研修・実習制度見直し論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日、日経団連が「外国人研修・技能実習制度の見直しに関する提言」を公表しました。 http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2007/068.pdf 先日発売された『季刊労働法』の私の文章でもこの制度の経緯を若干詳しく説明していますので、それらも読み合わせていただくとよいのではないかと・・・。 さて、日経団連ですが、基的考え方は「外国人材が日で働いて収入を得ながら技能を修得できるという点と、国内で求人募集を行なっても応募がない産業や中小企業等が人材を確保できるという点で、その意義は大きい」から、「同制度そのものは基的に今後とも維持すべきである」という点にあります。 とはいえ「内外に批判があることも事実である」ので、「問題の発生を抑止する制度の確立」とともに、「受入れ人数枠や範囲の拡大、再技能実習の制度化など、優良な受入れ機関や研修・技能

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    kechack 2007/09/19
    一刻も早く、海外から安い労働力が欲しい財界の意見
  • 舛添大臣 on ホワエグ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    火曜日の記者会見概要がアップされました。 http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2007/09/k0911.html いまさらホワエグ発言どころではないようなものですが、やっぱり資料的にデータをきちんとしておくということは必要ですから、関係部分を引用しておきます。 >・・・それから、ホワイトカラーエグゼンプションの問題は、それはプラスマイナスあるんですね。だから、今後とも、審議をして、検討していきましょうというのは、全く変わりません。私の認識を言えば、だいたい舌噛みそうな、そんな横文字で言うなってことですよ。ホワイトカラーエグゾン・・・、私だって、あなた、語学が達人だと言われている私だって、今、舌噛みそうになったんだ、そんなものわかるわけない。ホワイトカラーまではわかるけれども、エグゼンプションなんて言葉は、知っている日人がどれだけいるかということ。そう

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  • EU労働法政策雑記帳: 西部邁氏の正論 2007年8月 8日 (水)

    久しぶりにまた「正論」欄に載った正論を紹介します。今度は保守派論壇の重鎮西部邁氏です。 http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/seiron/070808/srn070808000.htm 参院選結果の評論なのですが、「カイカクに終止符を打て」というメッセージ。 >過ぐる参院選で自民党が大敗した真因は何か。 >その答えは、多くの選挙民が日国家の現状に、漠たるものとはいえ根強い不平不満を、抱きはじめているということ以外ではありえない。 >小泉改革を頂点とする平成改革は、富者と貧者、大集団と小集団そして中央と地方それぞれのあいだに(国柄から外れているという意味で、過剰な)格差を、少なくともその感覚を、国民意識にもたらした。その被格差感は「公正と安定」から程遠いのが日国家の現況なのではないか、との疑念をこの列島の津々浦々にまで広めた。 >安倍首相は「構造改革に疑義あ

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  • 経済財政白書 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    先週労働経済白書が出たかと思うと、その舌の根も乾かぬうちに(ちょっと日語違うか)今度は経済財政白書です。 http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je07/07p00000.html 副題は「生産性上昇に向けた挑戦」で、最近の経済財政諮問会議でやたら労働生産性の上昇が唱道されているのと揆を一にしています。第1章は「長期化する景気回復とその先行き」でいわゆる動向編ですが、第2章が副題に対応する「今後の成長に向けた生産性向上と企業行動」、そして、第3章がなんと「労働市場の変化と家計部門への影響」で、もろ労働経済白書とかぶっています。 しかも、ある意味で労働経済白書よりも踏み込んだことを言っています。 話は非正規労働が増えてきて、しかも若年男性では非自発的な非正規が増えて、人的資形成に差が出てきているというところから始まりますが、そこから派遣法など雇用法制がどう変わっ

    経済財政白書 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kechack
    kechack 2007/08/08
    最近の経済財政白書は竹中時代の政治的プロパガンダ白書とは明確に一線を画して、大変読み応えのある白書になっている。
  • 労働組合は意外に選挙に強かった? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて、参議院選挙結果も出揃ったところですが、今後の政局とかいったたぐいはそういうのの好きな方々にお任せして、当選した方々の顔ぶれについて、労働関係者の目から見たコメントを。 まずは何よりこれを、 http://www2.asahi.com/senkyo2007/kaihyo/C02.html 民主党の比例区当選者20人のうち7人が労働組合出身で、しかも上位に集中しています。かつては参議院全国区といえば社会党、民社党とも労組関係者が大部分であったのですが、その後徐々に衰退し、組合の集票力もかなり疑問符が付けられるような状況になっていたのですが、今回は追い風に乗りながらうまく組織内候補を国会に送り出せたと言えそうです。 民主党結成以来、労組との関係はあんまりなめらかではなく、松下政経塾でお勉強しました的党首の頃は、なんだか抵抗勢力として足蹴にされてるような感じすらありましたが、組合叩きで人気を

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    kechack
    kechack 2007/07/31
    労組バッシングはマスコミ受けするが、実利なし。その辺小沢一郎は巧いので、がっしり握手してしっかり味方にする。